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銭けっと川口で買ったとこしえ工房の書籍を読み終えた📚

「ピーピッ!」
川口の銭けっとで響き渡る電子マネーの音。
『銭けっと』っていうのは実用書に特化した同人誌のイベントで、一部のサークルが技術書典のサークルと重複します。
それでもまぁ、技術書典で見なかった書籍はいくつかあるのでして、その中で電子決済導入に関する本がありましたので、読んでみることにしました。
とこしえ工房。このサークルだけ唯一、PASMOを使える電子決済端末を導入していたんです。
購入当時、まだ金融関係のSIerに在籍していましたから、電子決済導入の流れには率直に興味がありました。

個人の導入は結構ハードなのね・・・

まず読んでみたのは『電子決済できるかな-導入と現状-』です。
SIer在籍時に関わっていたのはどちらかというと、決済後のオペレーションだったんですよね。
なので決済端末の導入までの部分はブラックボックスだったわけですよ。
本書で導入までの流れがわかるわけで、前社でやった業務とリンクしやすかったですね。
強いて言えば、個人で決済端末を導入するのは非常に困難なんだなと言うことがわかって、特にJCBは敵視されてましたね(苦笑)。
確かにJCBは加盟店手数料が高いことで有名で、これはVISAやMASTERと違い、JCBはクレカブランドであると同時に加盟店を独自に持ってる会社なんですね。なんかハッキリ覚えてないんですが、JCBは加盟店契約を独自に取ってこれます。
VISA、MASTERはあくまでもブランド名だけの話なんで、実際に加盟店を獲ってくるのは三井住友銀行であるとか、東急カードであるとか、楽天カードであるとかであるわけです。だからVISAとMASTERは競争が起こるんですが、仕組み上、JCBは競争が起きないんですよ。だから超・強気です。JCB。
まぁ、国内では超・強気なJCBですが、これじゃ海外で使えないので、AMEXと提携してたりするんですけどね。
で、SquareだとJCB手数料が3.95%っていうのが書いてあったんですけど、これ、決済代行会社としてSquareが入ってるから安いって感じですね。大抵、個人事業主は決済代行会社を通して端末を導入するんで、直でJCBと契約するより安くなるんです、手数料が。
そんな私のメインカードはJCBなんですけどね。すみません・・・。

2.45インチスマホというヤバみ

もう一冊読んだ『極小スマホ買ってみた』は、もう一言で言うなら2.45インチスマホを使うことのヤバみです・・・。
私は電話専用機として3000で買った中古のiPhone4sを持っていますが、これでも結構不便な大きさなんですよ・・・。
ていうか私の場合、スマホが不便だからタブレットを使っているのですが、正に私と逆の発想です。
私の場合、スマホが不便なのでタブレットを使い、スマホに対する依存度はほとんどないんですよ。
一応初音ミクスマホを2台持ってますが、これは来年、NextMobile1回線解約して契約予定のDoCoMoSIM用で、要は持ち運びできるカメラ付きモバイルルーターとしての役目を期待しているだけであります。
だからまぁ、全く真逆に進んだ人の価値観として読むのは興味深いものがありました。
ただ、私にはできそうにありません・・・。

川口の銭家っとで『ピピッ』といった光景を思い出すと同時に、大門のナイセンストアでも電子マネーを使ったことを思い出しました。
どのマネー使ったか覚えてないんですが、ナイセンストアの人も初めて使う電子マネー端末に苦戦していたのを思い出します。
金融機関系SIerにいて決済後のオペレーションはよく見ていましたが、導入はなんともハードルが高いことを『電子決済できるかな』で知ることができました。
最近、電子マネーは乱立してますけど、今後どうなっていくのでしょうね。個人的に電子マネーの乱立は止してほしいんですが・・・。

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