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やっぱり中小企業こそ業務マニュアルが必要だよ📖

さて、関西企業に転職して間もなく年内の最終出勤日が近付いてきました。
今回の転職が良いものだったか否かはまだ評価できていませんが、年収が上がったという1点に関して言えば、良かったと言えるでしょう。

まぁ最終学歴高卒な上に、母校の偏差値42ですからね。
大学に行った同級生ならいざ知らず、卒業と同時に働いた他の同級生に比べたら、だいぶ良い年収貰うようになったんじゃないかとは思います。
母校で大学行かなかった同級生の多くは平均年収行けないでしょうからね。

それはそうと、転職して1つ明らかに実感したことが、業務マニュアルの重要性です。
何せ私が入って半年の間に、契約社員が2人短期離職してしまいました。
うち1人は短気を起こしてしまったのですが、曲がりなりにも転職直後で先輩契約社員が2人立て続けに短期離職するのを見ると、心細くもなろうってものです。ここが最初の大きな壁になってしまいましたね。
私の場合、雇用形態はともあれ、勤めてきた企業は大企業が多いです。
SESだって所属企業は中小企業でも、勤務先企業は大企業ですからね。
そこから中小企業に移ると、企業規模による文化の違いというのは確かに感じます。もしかしたら東京と大阪の商習慣の違いも反映されてるかも知れませんが・・・。

🌋マニュアル無い会社は地図がないのと同じ

ところで皆さん、登山はやったことがありますか?
私は20代前半の頃は登山をやっていて、群馬県の袈裟丸山や皇海山(すかいさん)に登ったことがあります。
本格登山をやる場合、安全に登頂し、下山するためには地図だけでなく、コンパスや熊除け鈴も必要です。

一応、大抵の山は地図があれば何とかなりますが、一部の山では登山道が消えかかっていることもあり、ここぞという時にコンパスは役に立ちます。
では何故地図が必要なのかと言えば、それは全体像と現在地を把握するためですよね。

で、マニュアルがない職場の場合は何が起こるかって言うと、業務の全体像が掴めないのです。全体像が掴めませんから、現在地も良く分かりません。
こうなると、経験と勘を頼りに登山することになってしまいます。

🥾遭難すると思った人は早々に下山してしまう

登山にはモチロン経験と勘が必要になることがあります。そして時には撤退の決断も必要です。とにかく登山中に遭難しそうだと感じた時は、来た道を引き返して下山するのが一番です。
逆に一回登頂した後の下山の方が危険度は上がるんですよね。実際の登山でも遭難の大半は下山で発生しますから。

今でも思い出せるのですが、21歳の時に皇海山に登って下山した後、水沼温泉センターで群馬県側から登った61歳の男性が遭難したんですよ。ちょうど入山したのが私と同じ日だったので、あの時私の記念写真を撮ってくれた人が遭難したんじゃないかと思ってしまいます。
私は栃木県側から攻めたのですが、帰りのルートで地図とコンパス両方を持っていなければ、恐らく遭難していたでしょう。
そして登山は時に登頂前に引き返さないといけない時があります。

仕事も同じで、地図の無い登山を求められると、恐怖心から撤退(離職)されてしまう危険性が高まるわけですね。
まして短期で離職されると損失が大きくなりますから、地図を作成し、メンバーに渡しておくと言うのは、重要なことになるわけです。

📖事業を成長させたけりゃ標準化するしかない

関東時代に食べて美味いと思ったダンダダン酒場の餃子ですが、どうやら梅田にも店舗があるようです。
もともと関西には店舗が無かった居酒屋なのですが、いつ頃からか関西にも進出を開始したらしい。

ダンダダン酒場の餃子は何も漬けずに食べても美味いものですが、これを関西でも食べられるようになるということですね。
外食チェーンの拡大に当たっては、業務標準化が必須のものになります。ぎょうざの満州とて、埼玉と大阪で味が違ってしまうようではいけないわけです。
成長路線を辿りたい場合、どこかで必ず業務標準化をせねばなりません。
業務標準化でやることは「本来有るべきカタをカタとして落とし込むこと」です。
中小企業だと「忙しくてマニュアルなんか作ってる時間は無い」という人が多そうですが、実は「中小企業だからこそマニュアル(カタ)を作らないといけない」ということをね、目の当たりにした1年だったと思いますね。

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