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心配されない。

3月、暖かくなってきてレイノー現象的にも具合が良い今日この頃です。

今、生活の中でレイノー現象対策が難しいと感じているのは「食事の支度」をしている時。
屋外の寒いところに出る時などは、レイノー現象が起きることが分かっているから予め対策が取れるのですが、日常の家事ではなかなか難しく。

病気を発症するまでは意識しないでやっていたことですが、ご飯を作る時って、ちょいちょい手を洗う。そして冷たい水じゃないとダメな調理が多いし、冷蔵庫から取り出したお肉や野菜はとても冷たい。
その都度手袋したりもできないし(手袋をしたとて起きるし)だから、レイノー現象起きてるの分かっててもそのまま家事をやり続けることになる訳です。朝のお弁当作りなどは特に、寒いし急いでるしで。

しかし家族は、そんなこと知らない。
ずっと私の手元を見ててくれるとか、いちいち「ほら見て」とレイノーが起きてる指先を見せない限り、この状態は他人には分かってもらえない。
元気にしか見えない私は、全く心配されません(笑)

本当は、レイノーが起きた後、ちょっと鈍く薄い痛みやこわばりを前よりも感じる気がして不安に思ってたりするけど、、これはドクターに相談するしかありません。

心配性の人やとっても優しい家族なら「今日はどう?」「今は大丈夫?」ってこまめに聞いてくれるのかもしれませんが、うちの家族にはそういう人いない(笑)

聞いてくれたら「うん、実はね…」と言いやすいかもしれないけど、聞いてくれないから言うタイミングがない。
本当に悪くなったら世話になるしかないけれど、基本的に孤独な戦いなのでしょう。。。

そして改めて気付く。
「何も言わないから何もない」のではなく、「悩みや不安を言わないだけ」の人もいるってことに。
言いだしやすいように声をかけてあげるのが必要な人もいるんだな、と反面教師にした私です。