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Do not be afraid

オリンピックが開幕しました、どうぞ平和が守られますように、祈ります。
夏の暑さも厳しいですね。
教会では冷房して、礼拝にいらっしゃる方をお待ちしています。
初めての方も、久しぶりの方も、いつもいらっしゃる方も起こしください。

また、8/3(土)は夏プログラムも準備しています。
ご都合のつく方は、飲み物等持参して、いらしてください。

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マタイによる福音書 10章28節

体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

Do not be afraid of those who kill the body but cannot kill the soul; rather be afraid of God, who can destroy both body and soul in hell.
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みなさんは、何を恐れますか?
イエスさまは、恐れなくていいものと、本当に恐れるべきは神さまであることを教えてくださり、イエスさまを信じるわたしたちは神さまが味方なので「こわがらなくて大丈夫」とおっしゃいました。

イエスさまは、十二人の弟子たちに、「神の国を宣べ伝えなさい」と言いました。でも、神の国を宣べ伝えることで、逮捕されたり、鞭うたれたりするよと、予告されました。オオカミの群れに羊を送り込むようだと言われ、これから出かけようとしていた弟子たちは、怖くなってしまいました。

怖くなった弟子たちに、イエスさまはおっしゃいます。「人を恐れてはならない。魂も体も地獄で滅ぼすことのできる神さまだけを恐れなさい」
この言葉を、ほかのだれかではなく、十字架の死にあって、わたしたちを救ってくださったイエスさまがおっしゃってくださったのです。イエスさまがおっしゃるので、体を滅ぼされても、魂をほろぼせない、敵対する人のことを恐れるな、という言葉が生きて語られます。

イエスさまは、スズメのことを話されました。
当時、スズメは1羽で売買される価値もない存在で、2羽1アサリオンで売買されていたそうです。今でいうと、400~500円でしょうか。
イエスさまは、弟子たちに言われました。
そんな一羽のスズメでさえ、神さまがお許しにならなければ、地に落ちることはないのです。

神さまはわたしたちの髪の毛までも、一本残らず数えておられます。
この愛の神さまがわたしたちの味方であるなら、何も恐れることはないのです。わたしたちは、たくさんの雀よりも、はるかに大切な存在だと、イエスさまがおっしゃいます。

イエスさまの時代も、迫害がありました。
マタイ福音書が書かれた初代教会の時代、教会やイエスさまを信じる人々は、ローマ帝国からも、ユダヤ教からも、両方から激しい迫害を受けていたのです。

イエスさまは、わたしたちに「神さまが味方なのだから、こわがらなくて大丈夫」とおっしゃいます。弟子たちは、迫害の嵐の中で、つらくて苦しいときも、イエスさまのこの御言葉を思い出しました。すると、聖霊の導きよって、イエスさまのことを宣べ伝える勇気と力を与えられました。
「イエスさまが救い主である、わたしたちはイエスさまの証人である」と命がけで、信仰告白をしました。
こうして、イエスさまの福音は、世界中に広がっていったのです。

今のわたしたちには、初代教会のような迫害はありませんが、サタンは主イエスに従おうとしているわたしたちを、日々誘惑し、神さまから引き離そうとします。
また、わたしたちは、死と向き合わねばならないときがあります。
そのときも、詩編23編にあるように、「死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。」ことを、思い起こすことができます。

イエスさまは、今日も「恐れるな」「こわがらなくて大丈夫」と、わたしたちを励ましてくださっています。
イエスさまが共にいてくださるので、わたしたちは安心して、イエスさまの御言葉、聖霊の導きによって、歩んでいくことができます。



天の父なる神さま
わたしたちには、恐れ、どうしたらいいかわからなくなることがあります。
イエスさまはわたしたちが神さまにとって大切な存在なので、恐れる必要はないと教えてくださいます。
イエスさまは、いつもわたしたちと一緒にいてくださいます。
わたしたちの、これから始まる一週間も、そのことを覚えて、祈りつつ過ごすことができますように。
この祈りを、尊い主イエスキリストの御名によって祈ります。