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マリアの讃美歌

アドヴェント第二主日、今日の聖書はルカによる福音書1章46~56節、讃美歌95番、「♪我が心は あまつ神を尊み わが魂 救い主を ほめまつりて喜ぶ」にもなっている、マリアの讃美歌です。
マリアの喜びのさんびかは、2000年たったいま、地球の反対側の日本という国の、センター北教会という、小さな教会で、今朝も歌われています。

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マリアさん、お腹に赤ちゃんイエスさまがいるのに、急いでユダの町に来ました。
「ハァハァ・・・、エリサベトさん、こんにちは!聞いてください!」

親戚のエリサベトも、お腹に赤ちゃんヨハネがいます。
プク!エリサベトはびっくり。
マリアのあいさつを聞いて、お腹の赤ちゃんが喜びおどっています。

「エリサベトさん、この間、天使が突然私のところに来て、
わたしが『神さまの御子、イエスさまを身ごもる』とのお言葉をくださったのです。
でも、まだ結婚もしてないし、こんな身分の低い、神さまのはしためである私に、そんな素晴らしいことが起きるなんて。もうびっくりして。
でも、天使は、エリサベトさんも、お年なのに、男の子がお腹にいるって。
神さまにできないことは何一つないって、言われたの。
・・神さまにできないことなんて、ない。聖霊が降ってくださり、わたしは包まれている。神さまの恵みが、わたしとともにあるんだ!とわかったの。
それで、天使に、『私は主のはしためです、お言葉どおり、この身になりますように。』と、答えました」

エリサベトはそれを聞いて、聖霊に満たされて、声高らかに、言いました。
「私の主のお母さんが、私のところに来てくださるなんて、本当にうれしいです。あなたの挨拶を聞いたとき、お腹の子は喜んでおどったのよ。
『神さまがおっしゃったことは必ず実現する』と信じて待つあなたは、なんと幸せなことでしょう。」

マリアは、神さまをさんびせずにはいられなくなりました。
わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。(ルカによる福音書1章46節)」「主をあがめる」というのは、心のなかで、「主を大きくする」ということです。

12月、クリスマスが近いのに、病気でつらかったり、苦しみの中にあったり、悲しみの中にあったり、
自分の心の中が自分でいっぱいになりそうになる。

イエスさまが、貧しい、力のない、身分の低い、わたしのところに来てくださった・・・と信じたマリアのように、
わたしたちも祈ることで、主がともにいてくださることを知り、心のなかは神さまでいっぱいになります。

インマヌエル、イエスさまがともにいてくださる。
この喜びを、さんびせずにはいられないのです。

アドヴェントのこのとき、心の中を神さまでいっぱいにして、「イエスさまの到来」を待ち望みましょう。

今日のセンター北教会の様子です🎄✨

父なる神さま
わたしたちの心は、苦しみや、孤独や、困難で、いっぱいです。
あなたに祈ることを忘れてしまうことが多いことを、おゆるしください。
アドヴェントのこのとき、貧しいわたしたちに、主イエスがともにいてくださることを、思います。
わたしたちの罪のために、神さまが御子イエスをマコトの人として送ってくださった、その恵に心から感謝します。
どうか、私たちの心をあなたでいっぱいにしてください。
どうか、この喜びを、一人でも多くの人とともにし、礼拝することができますように。
主イエスキリストの御名によって祈ります、アーメン