240806今日は登校日

8月6日は登校日だった。小学校の夏休み6年間、ずっとそう。

夏休みの真っ只中に、プールに入れるわけでもなく、もちろんお楽しみ会のようなものがあるわけでもなく。暑い暑い体育館にみんな集められる。

何をするか。

「カタリベさん」のお話を聞くのだ。戦争の話を聞かせてもらう。空襲や原爆の話。話が恐ろしかろうが、暑かろうが、聞いた。

絶対聞かなきゃいけないことだったからだ。恐ろしいのは当たり前である。

語り部の方は、自分が覚えている限りでもかなり高齢だった。現在は、もう活動している方も少なくなっているだろう。

8月6日の登校日は全国的なものだったのかなと思って調べたところ、全然そんなことはなかった。広島県ですら、いちど廃止になっている。

(自分は全然広島出身ではないけれど)

あ、8月6日だとか。あ、8時15分だとか。意識する人は、自分が思っているより少ないのかもしれない。