新宿にいちばん遠い場所ってど〜こだ?
「いちばん長い英単語ってな〜んだ?」
答えは「smiles(笑顔+三人称単数のs)」。
最初のsと最後のsの間に1マイル(mile)あるからでした〜。
くらいのノリで問いたいのだが。
「新宿駅からいちばん遠い駅ってど〜こだ?」
(thinking time )
人によって違うか? そりゃそうか。
(thinking time )
セメントの答えは、「品川駅」だ。
山手線新宿駅〜品川駅間が、この世でいちばん長いと思う。気持ち的な時間の長さが尋常じゃない。
いやわかります。わかりますよ。物理的に遠い場所がもっとあるだろと。青梅も大阪も鹿児島も、もっとずっと遠いだろと思いますよ。
でも、でも、でもよ。青梅線は人が少ない。大阪は新幹線の指定席をとればいい。鹿児島は飛行機でひとっとび。
遠くへ行くぞというそもそものマインドセットがあるだろうし、なによりいずれの行き先もよほどのミスをしなければ、悠々座って行けるのだ。
新宿駅から山手線に乗ると、座れないことはままある。立ったまま20分は信じられないくらい長い。
立ったままだと、できることは限られる。twitter(twitter?何ですか?Xじゃなくて?)を見るには長すぎるし、音楽を聴くだけでは飽きる。つまりやることがない。
そして新宿からの内回りは混んでいる。他人と密着し、色んな匂いがして、ときには寄りかかってくる人や、最悪なら身体を触ってくる人がいる。後半は論外だが、そもそも不快指数が高い。その場にいたくない。
さらには非常に揺れる。毎回「山手線ってこんなだったっけ?」と驚いてしまう。まっすぐ立てない域を軽く超えているのではないか。三半規管が終わっている人はスマホすら見れない。酔う。何なら吐くのをずっと我慢しながら20分じっと耐えている。
相対性理論を体感するのにピッタリの場所、山手線新宿〜品川間である。これはこれで「物理的に」遠いだろ。
ちなみに楽しい時間が早くすぎるのは、楽しいとドーパミンが出るから時間を短く感じるという説を見たことがある。山手線は快楽物質とも無縁である。そりゃ無縁か。あったら通勤ラッシュおおごとだわ。
そういうことを考えて。吐き気をこらえながらも山手線の中で日記を考えた。
え? 山手線なら、田町駅のほうが遠いって?
田町に用事あるやつなんかこの世にひとりもいないだろ!!!!!
(※個人の感想です)
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