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Dr. STONEが面白い!


自粛生活も3週間目。相変わらずゆとりのある生活を送れているので、紹介してもらったDr. STONEを見ることに。最近ジャンプを全く読んでいないこともあり、存在すらも知らなかったのですがあまりの面白さに1日でアニメを一気見。その感想をNoteに書き連ねるべくPCを開いた次第です。笑

Dr.STONEって?

Dr. STONEは、2017年から週刊少年ジャンプで連載しているSF漫画です。原作はアイシールド21を描いた稲山理一郎さん。どことなく絵の雰囲気やキャラの口癖がアイシールドのキャラクターを思い起こさせてくれるので、そちらも必見です。

Dr. STONEの世界では、ある日謎の発光により全人類が石化し3700年(つまり約5700年!)が経過します。現代とはかけ離れた大自然に戻った世界で復活した"科学の天才"石神千空が、人類を石化から戻し1から文明を作り直すために、科学の発明を何もないところから生み出していくストーリーです。

Dr. STONEのどこが魅力?

キャラの個性や伏線の張り方など魅力たくさんありますが、個人として推したいのは、テーマである科学の親しみやすさに尽きます。
ヒカルの碁でいうと囲碁、ブルーピリオドでいうと絵画のようにニッチなテーマに焦点を当て、大きなヒットを生む商品は大別して2つあると思います。

1つ目はヒカルの碁のように、「なんかわからんがすげえ!」感を前面に押し出して、ルールはわからないがストーリーで話を持っていくパターン。

2つ目はブルーピリオドのように、作品や技術を詳細に説明し、徹底的にリアルを追求して面白さを出していくパターンです。
(この分け方が合っているのかは分からない...笑)

では、Dr. STONEはどちらなのか?

科学の凄さを魅せる部分と詳細な説明を丁寧にする部分を、上手く両立させている作品なのでは!と思っています。そもそも科学なんて小難しいテーマであることは間違いありません。作中には「」や「」など普段の生活では到底出てこない専門用語がバンバン飛び交います。(無論作中でも主人公以外はあまりわかってないのですが。。笑) それだけ、主人公は細かい部分まで説明をしようとしてくれます。

それでも、Dr. STONEでは不思議と分かった気になるのです。それはきっと、自分たちの馴染みあるものを題材にしているからです!作中では、「現代の発明品、電話を作るぞ」「メガネを作るぞ」といった現代でも当たり前に使われるアイテムを、素材を1から集めて作ります。笑 でも自分たちが一度は目にしたものだからこそ、なんとなく親しみやすい。だから分からないなりに分かった気になれるのです。

これの利点は何より「科学が好きになれること
個人的に実験もあまり好きではなかった自分にとって科学は不得意な分野でした。それでも、作品を見ているうちに「この商品って何から作られてるんだろう?」「これとあれって同じ素材でできてるんだ!」といった疑問や発見が浮かんできては止まりません笑 またそれだけではなくて、主人公が繰り返し伝えているメッセージもとても素敵なんです。

「科学は仮説と検証を繰り返す地味な作業の繰り返しだ」

その言葉通り、ストーリーでは
「できない」→「ではこれを試す」
「ダメだった」→「次はこれをやってみよう」
の繰り返しです。できるまで何度もトライアンドエラーを繰り返します。その姿に学ぶことが多いだけでなく、「次はどうするんだ?」と考えさせられるストーリーの展開には間違いなく引き込まれます。

最後に

ここしばらく何かを一気見するということはなかったので、それだけハマった作品なんだと思います。NetflixでもAmazon Primeでも1シーズン見ることができるので、ぜひ時間があるこの時期に見て欲しいオススメの作品です!

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