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丸裸になる


MASSAN×BASHIRY シングル第三弾「シスルマデ」をリリースした。

今回のタイトルでもある「シスルマデ」。
一見すると少し重苦しいイメージやナーバスな感情も思い浮かぶと思うけど、「シスルマデ=生きている間」を連想しながら作ったんだよ。
(神が降りてきた、大袈裟)

「こんな時代」と皆が口を揃えて言う”時代”
だからこそ見えてきた「人生観」。
そう、どうやって生きていくのか?どう生きていくことが自分らしいのか?


すぐ側にいるかけがえのない存在である仲間、家族、パートナーや
自分の人生を支えてくれている人達を思い浮かべた時、彼らと一緒に
笑い合える人生がやっぱりいいなと。そしてそんな笑い合える人生なら最高だし、そんな彼ら、彼女らの人生も最高であって欲しいと思う。
神様じゃないから全てに幸せを満遍なく届けることは出来ないけれど、
大切な人達にちゃんとこの気持ちを届けられたら、このパワーは
螺旋状に広がって行っていくはず。広がると願う。いやそう信じてる。


まだまだ続く自粛生活ではあるけど、何気ない我が次男坊のライフスタイルを眺めていて自分と重なる部分が多すぎて。しっかり者の長男と違い、かなり自分中心的かつ、掴みどころない次男。同じ兄弟でも全然違うのがビックリではあるのだけど。マイペースっぷりであっても、否定するだけでなく
彼らしさを尊重してイキイキと生きて欲しいなと。
両親や祖父祖母に「らしさ」を大切に育てられ、変に熱く(暑苦しいく笑)天然で(自覚はないけど)おっちょこちょいで迷惑ばかりかけて、それでも根性と人情だけは超大事で。そんな部分も仲間たちが支えてくれている。
これは歌うの「運命な曲だな」ってなったんだよね。


描き殴った素っ裸の言葉とメロディを相方であるバシリーに送り
この曲の方向性はあっという間に完成して行った。言葉1つ1つが強い分
あえてシンプルな構成で作ろう。いつものバンドメンバーにもイメージを共有してベースのsunapanng、パーカッションの豊田稔が答えてくれる。
言葉の1文字1文字を包みこむように確かめるようにプレイしてくれた。
4人だけど最小限の音で大きく優しく強くが耳元で鳴ってくれた。

十分すぎるほど曲は素晴らしい出来になったけど、どうしてもトライしたいことがある。今回、マスバシ初のストリングスを入れること。考えてみれば音数が増えると伝わりづらくなる場合もあるし、スカスカのヒリヒリ具合が遠のく可能性もある。
それでも、もう一つ先に「見たことない世界」を感じたのと、きっと最高になる予感しかなかった。

メジャーインディーズ、ジャンルやフィールド関係なく多くのミュージシャンから愛されるバイオリニストの美央ちゃんにストリングスアレンジを
お願いした。彼女のプレイも勿論だけど、アレンジとして関わった作品が驚きのアイディアと、絶妙なバランスで化けていくのをこの耳がずっと知っていた。

「絶対、この曲は更に凄いことになるって!」(根拠なき自信)

僕らが思いつかない素晴らしいアレンジが届いた時、興奮してしばらく
放心状態になっていた気がする。美央ちゃん、ありがとう。
貴女と出会ってなければ、こんな新しい感覚を得ることが出来なかったよ。


こうして「シスルマデ」が完成した。

オヤジ魂込めたブルージーな曲。

いつまでも一緒にいることは出来ないから
どうしても貴方には伝えておきたい

いつの日か人生の最後を迎えた時に
「最高に楽しんだ」と言えるような人生を。


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MASSAN×BASHIRY
配信 Single 第3弾!!
#シスルマデ
2021.8.20 release

配信リンク🌹
https://linkco.re/xFuzAD3u

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