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楽器を弾く時に知っておきたいあれこれ チェロの仕組み

チェロ弾きの皆さん、チェロ楽しんでますか?(^ ^)
ここからは「楽器を弾く時に知っておきたいあれこれ」を4つの見出しと共に、皆さんが普段何気に触れているチェロのことを書いて行きたいと思います。
ぜひ楽しんでくださいね。


1.チェロの仕組み
2.楽器の手入れの仕方&楽器の置き場所
3.楽器のメンテナンス(修理)
4.楽器店選びの大切さ


この4つのワードでご紹介させて頂きます。


第1回目の今日は・・・

1.チェロの仕組み

#チェロの木の部分
表面が松の木、その他は楓の木で作られています。
指板は黒檀。
ペグやテールピースは黒檀、ローズウッドなども使われますが、選び方は人それぞれ。
元から楽器についているものを使ったり、自分の趣味で変えたり、楽器との相性で変えたりします。ちなみに私の楽器はペグは黒檀、テールピースはプラスチックです。
ローズウッドは見た目可愛いですが、私には硬くてペグの調整がしにくいので、ペグは黒檀の方が私にはあっています。


#エンドピン
エンドピンも種類がいくつかあって、鉄、カーボン、チタン、タングステン、真鍮などがあります。
これもどんな音の響きが好きかで変わってくるので、選ぶ基準は好みになります。付け替え可能な場合もあるので、試せる機会があれば試してみてください。
エンドピンは刺す場所によって音の広がり方が変わるので、板の間で試すようにしてくださいね。
カーペットの上とかだと、微妙な違いがわからないこともあります。


#弦
弦の種類は沢山あるので悩まれる方は多いと思います。
どれを使うかで、音の響きも、出る音も変わります。
有名なのは、一番安いスピロコア、一般的なラーセン、指の力が弱い方にはヤーガー、ナイロン弦ではないガット弦(動物の腸で作られたもの)、、、色々ありますが最後の決め手はやっぱり自分の趣味です。
どれがいいかは自分の楽器に弦を張ってみなければわかりません。
4本全部同じ種類にする方もいらっしゃるし、上2本下2本と分ける方もいらっしゃいます。
なので、「自分の楽器に合う」最高の4本を知りたければ、チェロの弦を片っ端から試して、探してみるのもいいと思います。
経済的にはかなり負担がかかりますが笑
こだわりなければ、一般的な弦を使っていただくのが無難かなと思います。


#弓
弓の毛は馬の尻尾を使っています。
昔は90%がモンゴル産と言われていましたが、近年ではイタリア、カナダ、中国など様々です。
弓の毛は人間の髪の毛と一緒で使えば使うほどキューティクルがなくなってくるので、音が鳴りにくくなったら、毛替えをしてあげてください。
毛替えの時期頻度などはまた改めて書きます。


結論としてはチェロは自分好みにカスタマイズできるということです。
どんな風にチェロを愛して、お気に入りにして行くかは全て自分の好みなのです。
最高の1本を大切にしてくださいね。



次回は3月10日に「2.楽器のの手入れの仕方&楽器の置き場所」という記事をあげます。
よろしかったらまた見にきてくださいね♪



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