チェロを弾くときに知っておきたいあれこれ 楽器の手入れの仕方&楽器の置き場所
チェロ弾きの皆さん、チェロ楽しんでますか?(^ ^)
ここからは「楽器を弾く時に知っておきたいあれこれ」を4つの見出しと共に、皆さんが普段何気に触れているチェロのことを書いて行きたいと思います。
ぜひ楽しんでくださいね。
1.チェロの仕組み
2.楽器の手入れの仕方&楽器の置き場所
3.楽器のメンテナンス(修理)
4.楽器店選びの大切さ
この4つのワードでご紹介させて頂きます。
今日は前回に引き続きの第2回目になります。
2.楽器の手入れの仕方&楽器の置き場所
#楽器の手入れの仕方
まず、柔らかい布を2枚用意してください。
一つは弓が触れた弦の松脂を拭く用。
もう一つは楽器本体を拭く用です。
なぜ分ける必要があると思います?
それは、松脂を拭いた布で万が一チェロを拭いてしまったらどうなると思いますか?
そう、チェロが松脂まみれになってしまいます。
もちろん、弓で弾いてるんだから多少は楽器に飛んでます。
それでも、拭ったもので拭いたら余計に付きますよね?
なので、必ず2枚ご準備ください。
あと、めんどくさがったり、いつも忘れてしまって拭かない方!!!
楽器のために、ぜひ練習が終わったら、楽器を拭くまでを練習の一貫として習慣化してくださいね。
その楽器の扱いが、演奏に表れますよ〜☺︎
まず、弓の毛が触れた弦の松脂を落とすために黄色い布で弦を拭きます。私のお勧めは東レのトレシー。
めっちゃよく取れます!!
そして、汚れが目立ってきたら洗濯してくださいね。
この布は洗濯可能です!!
指板の先と駒の間の弦についた松脂をゴシゴシしすぎず、でも、しっかり取ってください。
補足:普段拭いてこなかった方は松脂がこびり付いてるかもなので、最初だけ、ゴシゴシ取ってあげてください!!!
拭く部分はここだけ。
その後、グレーの布に持ち替えて、楽器全体を拭きます。
グレーの布の方は柔らかい素材なら大丈夫です。
夏などは汗が付いているので、力を入れず全体を拭き取ってあげましょう。
#楽器の置き場所
高温多湿は避けましょう。
高温と湿気に一番弱いです。
冷暖房の機械の下や横、直接風の当たる場所、気温が上昇しやすい部屋、車の中などには置かないようにしてくさいね。
チェロは”ニカワ”という特殊な「ノリ」みたいなものでついていますので、高温多湿なところに置いていると、剥がれてきます。
そして、運が悪ければ、木(楽器本体のことです)にひびが入ります。そうなったら、、修理に物凄ーーーくお金と時間がかかります。
繊細な繊細な楽器なので、取扱注意です!
あとは地震が多い国、日本なので、物が落ちてくるようなところの下に置くことは避けてくださいね。
チェロチェロ書いていますが、これは、ヴァイオリン、ビオラ、コントラバス(ベース)弦楽器全般に言えることです。
楽器を弾かれる方は、もう一度、ご自身の楽器の取り扱いを確認してみてくださいね。
次回は3月18日に「3.楽器のメンテナンス(修理)」という記事をあげます。
よろしかったらまた見にきてくださいね♪
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