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2024年1月の記事一覧
ゴッシーが行くvol.26《カミング サウンズ》
指揮者名言集 その8
C.デュトア
カミング サウンズ
デュトアが良く使っていた言葉だ
やっと それらしい音に
なって来たよ という意味
N響はデュトアが音楽監督
になる以前は
ラヴェルやドビュッシーなどの
フランス物を良い演奏をしたことが
ほとんど無いオーケストラだったので
レパートリーにはなっていなかったと思う
デュトアがドビュッシーの曲などを
リハーサルしているうちに
みんなが
ゴッシーが行くvol.25《紀伊豪将》
「なんだ、なんだ、なんだ、ゴッシーって、お前、木越って立派な名前があるだろう、木越って名前はなぁ……」
そうなんだけどキゴシって
なんかカタいんで
なんかニックネームないかな、
と思ってたら最近こう呼んでくれる
友達がいたんで使ってみたのよ
「貴公シ、とかフルネームで、
巨ショウとか言う奴はいねーのか」
いるわけねぇだろう!そんな奴、
ああ、紀伊豪将って名前を思いついて使ってみたんだけどな
ゴッシーが行くvol.24《私がチェリストになった経緯》その2
前回はチェロを初めたところから
齋藤先生のレッスンが始まり
音楽教室に入るところまでだった
最初のオーケストラの合奏で
体がふわっと浮き上がる感覚があったと書いたが
今だにオーケストラの中で弾いたり
室内楽で合奏した時の音の中にいる
特別な感覚は 当時より体重が
重いせいか体が浮き上がりはしないが
楽しい
さて 音楽教室
私のチエロのレッスンはまだ指の形を並べてる段階
しかしオーケストラは
ゴッシーが行くvol.23《耳栓》
耳栓
それを 初めて
ステージで見かけたのは 20年ほど前
上野の東京文化会館だった
譜面台の端に置いてあった
他にもないかと探してみると 近くの
譜面台にも置いてある
1包に1つパッケージされていて
包のビニールには 英語が書いてある
そうか!
外国のオーケストラが来てジョークで
置いて行ったんだな 笑える いいな!
よーし
今度、アメリカに演奏旅行するときは 仕返し
ゴッシーが行くvol.21《コラッジォ》
指揮者名言集 その8
C.デュトア
コラッジォ(伊)
Coraggio
日本語は「勇気!」
大人数で合奏する時
音楽が一旦止まって
もう一度スタートする時が怖い
自分だけ先に飛び出す
「アホ」 や
出遅れてしまった
「チキン」
には なりたくない ので怖いのだが
デュトアは
プレイヤーの心理を知っていて
しかもイタリア語は便利な言葉で
大阪弁みたいなニュアンスがあ
ゴッシーが行くvol.20《シューベルト現場のヒミツ》その3
最高な日本人ピアニストの一人
橋本京子 から電話がかかってす来た
昨日 私が投稿した
シューベルトのdim.について
A-durのピアノソナタでは
dim.の後に a tempo が書いてあって
decrscendの後にはa tempoが無い事
他の作品でも大概はdim.の時
少し遅くすると上手くいくが
ただし例外がある事
また
ベートーベンの初期のピアノソナタ
にも dim.と
ゴッシーが行くvol.19《シューベルト現場のヒミツ、その2》
昨日は橋本で
堀正文さん率いる室内オーケストラのモーツァルト、プロの演奏会に出演
室内楽でもオーケストラでも
堀さんと一緒だと
フルトベングラー サウンド
(言うなれば洞窟の中の丸い響きとでもいうか)
が いつも来ると思っていて
昨日も素晴らしかった
弾きながら
そうだ シューベルトの続き
と思ったので
これも堀さんから
コソッと教えてもらったのだが
シューベルトは
dim.とdecr
ゴッシーが行くvol.18のB《vol.58超マニアックから、音色の部分》
音色の話し
2022年末から2023年の正月を跨いで
編曲とパート譜の作成の為に
ほとんどチェロを弾かない期間が
1か月ほどあった
2月になって久しぶりにチェロを弾いてみてビックリした
音域によってこんなにも音色が違うのかと
暫くぶりに音を出してみたので新鮮に感じたからだと思うが
弦の長さを3等分したそれぞれの部分に3っの音色が有ると感じた
クラリネットの横川晴児にどう?
と聞いたら
ゴッシーが行くvol.18のA《音色の話し、呂律》
新作、2024年1月
呂律が回らないという、呂律の由来は
中国の「漢書」
の中の記述から来ている
「漢書」は西暦82年に編集された中国の歴史書
ゴッシーが行く、Vol58に
音色の話しとして
弦の長さの3分1 と
9分の1 に
音色の境目があると感じているという話を書いたが
(時系列が前後しているのでNOTEでは
次回vol.18のB
でその部分を掲載している)
その考えでこの1年
ゴッシーが行くvol.17《それは死かも知れない》
指揮者名言集(ジョーク)
その6
チョン ミュンフン
マエストロ チョンが
N響に久しぶりに登場して
練習前にリラックスして 話し始めた
実は最近 大笑いしたことがあって
アルゲリッチとマイスキーが一緒の
演奏会で合わせの時
マルタ姉さんが
ひさしぶりじゃない
どおよ調子は
と言うので
実は肩が痛くてさ
と言ったら
あーら
私なんかさ
あの病気でこんな目にあって
その後ここ
ゴッシーが行くvol.16《シューベルト、現場のヒミツ》
今日はひさしぶりに
コンサートマスターの
掘さんとN響のメンバーで
シューベルトの鱒の合わせ
掘さんがモーツァルトを弾くと
まるでモーツァルトが 乗り移ってる かのように
モーツァルトの音と音楽が出現する
そんな彼から
こっそり教わった事がある
ピアノ クインテット鱒の
第4楽章はテーマと終曲を除いて
「バリエーションは全て泳ぐ鱒と
水を描写している」
と堀さんが小さな声で 皆ん
ゴッシーが行くvol.15《初心忘れるべからず》
600年以上前の
足利義満の時代の能役者
世阿弥
が書き残した秘伝の書に
現代の音楽家にも通じる大事な事が
書いてあると感じるので
紹介しようと思う
先日 能役者の 梅若基徳さん
が自身のノートに
世阿弥の有名な
「初心不可忘」
初心忘れるべからずを紹介されていて
改めて
強い感銘を受けた
32才の時私は一流の音楽家になる!
と決意したのには
世阿弥の書との劇的な出逢いがあ
ゴッシーが行くvol.14《希望のようにお願いします》
指揮者名言集
その6 N.サンティ
《希望のようにお願いします》
ウェーバーのオベロン序曲
冒頭 ホルンのソロ
れーみ#ふぁ
クレッシェンドでもディミヌエンド
でもなく
希望
のようにお願いします
素晴らしいこと言うなと
思った
希望のようなホルンのソロの後に
バイオリンが らー#ふぁ♭しー
チェロが
感嘆詞! みみー
ジァバみたいな人が
凄く詩的な事言うので面食
ゴッシーが行くvol.13《髪の毛が抜けるように弾いてください》
シリーズ指揮者明言集
その5
O.スイトナー
髪の毛が抜けるように弾いてください
大きな音を出すのには
内面の力を使って下さい
という意味
1980年代だったと思う
ミュンヘン フィル音楽監督の
チェルビダッケが雑誌のインタビューで
《サヴァリッシュのような指揮者にはオーケストラを本当に大きな音で鳴らす事は出来ない》
と言ったらしく ちょっとした騒ぎになっていた
チェルビダッケの発言に