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音楽のはなし

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毒にも薬にもならない話... もしかすると,毒は少しくらい入ってるかも...
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記事一覧

ゲイリー・バートンによる「ジャズ即興講座」@Courseraの修了証獲得! (その1)

2週間くらい前ですが,バークリー音楽大学がCourseraで開講しているゲイリー・バートン(Gary B…

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6日前
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「音楽」は「音を楽しむこと」ではないのです...

「音楽って音を楽しむことだ」なんて言う人が時々いるけど,それは違うんだ。音楽とは「音で神…

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4か月前
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バークリー音楽大学の音楽教育コース “Teaching Popular Music in the Classroom”の…

修了証獲得ふふふ,久々のバークリー音楽大学@Courseraのコース修了証獲得! 1年半くらい前…

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4か月前
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CalArtsの音楽理論のコース” Approaching Music Theory: Melodic Forms and Simple H…

1年半くらい前からCourseraにある音楽関係のコースの受講を続けている。 今回受講が終わったの…

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5か月前
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1オクターブ53鍵盤くらいに...

以前の記事「ぇ? 調律なんかしないほうがいいんじゃないの?」に書いたが, ドの周波数を3/2倍…

jun
5か月前
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ぇ? 調律なんかしないほうがいいんじゃないの?

ある音の周波数を2倍にした音を1オクターブ上の音と呼ぶ。1オクターブ違う音を同時に鳴らすと…

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7か月前
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ベートーヴェンさん,ツェルニーさん,ショパンさん,みんなスピード違反です!?

ツェルニーやベートーヴェンやショパンは,メトロノームの数字を使ったテンポ指示を多くの曲に残している。 ただ,ちょっと弾けないよねという爆速テンポだったりする。 以下の動画では,ショパンの「革命」について,その謎を解明するべく解説している。 例えば「革命」のテンポ指定は四分音符が160(1分に160個)となっているけど, ポリーニとかリシッツァとか素晴らしいピアニストでも120程度のテンポ。 動画の作者Wim Winters は,このテンポ設定を2で割るといいよねと,いろ

楽器を弾く時は耳栓を

先日受講が終わったCourseraのコース"Fundamentals of Rehearsing Music Ensembles"(「音楽ア…

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7か月前
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絶対音感が残念な話

音楽演奏では,絶対音感よりも相対音感のほうが大事だ。 日本には今でも絶対音感神話がある気…

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7か月前
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楽器と呼吸

今,Courseraにあるコース「Fundamentals of Rehearsing Music Ensembles」を受講している。 …

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7か月前
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ピアノとハモリ

先日の「絶対音感が残念な話」の続き。ピアノは(概ね)平均律で調律される。ただし,本来綺麗に…

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7か月前
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リズムの揺れとリズムキープ

音楽の表情を作るため,リズムを揺らすことがある。このリズムの揺れを使って効果的な表現をす…

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7か月前
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練習は曲の最後から

随分前に「ストリング」という雑誌に,あるコントラバシニストの連載記事があった。失礼ながら…

jun
7か月前
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弦楽器のスケール練習用伴奏(G major/minor)

弦楽器でスケールの練習をするとき,一音弾くごとにチューナを覗き込んで音程の答え合わせしたり,録音してある音階に合わて練習したりしても,その場限りの音程確認にしかならない気がするんだよね。それに,こういう方法だと調性感のある半音階スケールは一生弾けない気がする。 で,なにかスケールの練習の役に立つ良い伴奏パタンはないか,いろいろ考えてみた。条件は以下の通り。 苦手なところを一部分弾き直すのにも自動追従して欲しい スケールを弾くテンポを倍速とか4倍速とかに変えた場合も自動追