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初めての作品について

どうも
Celicaです

最後の投稿から2ヶ月ほど経ってしまいましたが、元気でした。
そして駆けまわりました。

実は初めての作品撮りをしていました。
イメージしていたものを形にする。
なんて楽しくて擦り減る時間だろうと思いました。

今回はその作品の紹介と、作品を作る時間の心のうちを呟きたいと思います。


Relive Regain Rebirth - 再生 再帰 再誕 -

アーティストとして初めての作品

作品にどんな想いを抱えているかをお話しさせていただきます。


この作品を作るとき、わたしのやりたいこと、できることをすべて出そうと思いました。
自分は前に出ることが好きだし、表現することも、作ることも、踊ることも好きです。
自分の好きなことを見直したとき、これまでの自分と、これからの自分、そして今この瞬間の自分の自然体を表現したいと思いました。

今までの自分は膜の内で外界からの刺激を恐れて生きていました。
生身の自分で居て傷つくのが怖かったんです。
それがここ3年、特にこの1年、強く表れていたように思います。
拒絶をしたり孤独を感じたり、苦しい時間もありました。
しかしこの半年、たくさんのヒントと勇気をいただき、ようやく出られると信じました。

殻を破るとはよく聞きますが、中が見えなくて表面にヒビが入ったら割れるというのに違和感があって、わたしの感覚的にはもがいてもなかなか破れない柔らかくて半透明の膜のイメージがありました。
なので膜。
中で体液みたいな液体に守られている膜。
そこからやっと、自分の意志で割り出る勇気。

繋がらないようで繋がる話ですが、撮影したのは地元の公園の端のほとんど森みたいな場所です。
この場所にしたことにも理由があります。
わたしは生まれてから今まで、この土地で育ってきました。
しかしながら全くと言っていいほど思い入れがありません。
学生時代に楽しい記憶が無いし、ついこの間まで思い出して涙する傷もありました。
それでも、この場所で生まれ育ったから、この場所で生まれ育たなければ、今のわたしが存在していないと思うと、この土地でなければならなかったのだと腑に落ちました。
なので、この地に感謝の気持ちも込めています。

今の自然体、ありのままということもあって、
肌荒れはそのまま、ぽよっとしたお腹もそのまま、普段肌を晒さないけれど必要最低限の布にしています。
綺麗に隠すことはできるけれど、それをしたくないと強く思いました。
わたしにとっては結構な挑戦です。

タイトルには英語と日本語を使っていますが、直訳ではありません。
Reで揃えたかったのと、再で揃えたい気持ちが前に出ていますね。
もちろんそれだけではありません。
膜を割って出る勇気に再誕を感じて、
自分の自然体を認めることに取り戻す再起を感じ、
再び生きると決めたときに生き返りを感じました。
どちらの意味も沿っていて、一番しっくりくる名前にしたときに似て非なる単語同士が連なったということです。
わたし自身はこの名前に大満足しています。


そして撮影をお願いしたのは心の友である、あいか と たいがです。
二人と一緒に居るときの自分の表情がいいなと思えたんです。
今まで自分に対してそうやって思ったことは無かったのですが、写真に写っている自分が素敵に見えました。

心を預けられる二人。
この二人に見守ってもらいながら作品を形にしたい。

わたしの完全なるわがままでしたが、二人は駆けつけてくれました。
本当にありがとう。
二人のおかげで最後の仕上げができたわけです。
本当にスペシャルサンクスな方々。


さて、このような感じで今作品をつくりだせたのです。
作品の第一印象は見つけてくれた方にゆだねたいのですが、わたしはどんな想いでつくったかも気になってしまう質なのでこちらに書かせていただきました。
実はヒントと勇気をいただいた方々を紹介させていただこうと思っていたのですが、長くなってしまったので第二弾に書くことにします。


ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
ひよっこアーティストの初作品。
楽しんでいただけたら尚うれしい気持ちです。


それではまたすぐに

2022/10/1 Celica

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