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人生初めての入院をした話 前編

久しぶりのnote更新。
心情を備忘録のように書き連ねようと始めたはずなのに、気づけば月日が経ってしまいました。
この更新しない間、公私とも色々ありました。
2023年は変わり映えのない毎日…ではなく、変わり映えしかない毎日でした。

久しぶりに筆を取ったのは、その変わり映えしかない毎日のひとかけらについて書こうと思ったからです。

本厄の私、厄年って健康を気遣うようにという意味で定めたのかどうか分かりませんが、人生初めての手術をしました。

子宮筋腫核出の腹腔鏡手術。

目下入院中のため、備忘録としてざっと記録しておこうと思います。
(2023はもっと楽しいことも大変なことも色々あったのですが、それはまた今度)

私自身治療中と手術前、いろんな方のブログを検索することも多かったので、どなたかの参考になればと。
長いので前編後半に分けて、まずは前編から!


⬛︎2021 発覚

元々生理が重めの人生で、量も多めで鎮痛剤は必須でした。
20代後半からは生理前にも腹痛があり(排卵痛というものかもしれない)
生理日以外の出血もたまにあって気になっていました。
そこで思い立って婦人科を受診したのは2021年の春。
人生初の婦人科は優しいおじいちゃん先生だったのだけれど、話したら「チョコレート嚢胞や内膜症があるかもしれないからMRI撮ってきて」と。
ここで人生初のMRI。
戦々恐々としていたのですが、心配していた内膜症などはなく、「1-3cm大の筋腫が2-3個」との診断でした。
女性の多くが持っている筋腫、私にもあったのか…とショックでしたが、さほど大きくもないので経過観察という話で、特に何もせず。
これが初めての筋腫を認識したときでした。

⬛︎2022 違和感①

月日は流れ2022の冬。
それまでも微妙になんか塊出るな…みたいなことはあったのですが、一度だけ信じられない量の出血があった日がありました。
その日が直行で外出の日だったので、漏れてしまい大変に焦ったのを覚えています。
イメージ的には「え、内臓出ちゃった?」って思うくらい、250mlの牛乳パックでプリン作ったくらいの量。(すみません例えが悪くて)
びっくりしたのですが、仕事が多忙を極めていた時期で婦人科は特に受診せず、そのままにしてしまいました。


⬛︎2023 違和感② そして受診

そのまま2023上半期は公私共に激動で多忙を極め、春過ぎくらいに下腹部が妙に太ったなと感じていました。
もう歳だから代謝悪くなってるのかなあと思いオートミール朝ごはんをスタートするも変化なく、
そのうちうつ伏せで寝ていると、下腹部にベルトが挟まっているような、違和感を感じるようになりました。
それでもまだそのまま放置。

仕事が一段落し、夏に彼氏との温泉旅行を控えていて、生理周期をずらしたいなと思った6月。
ピル処方してもらうために婦人科を受診。
その際に、「そういえば」と半年間の違和感の諸々を話しました。じゃあ念のため触診しましょうということで寝台に登ってエコー当てた瞬間、え!と大きな声で言われてビビる私。
「これは筋腫だよ、すごく大きくなってるよほら触ってわかるでしょう」と先生。
初めて仰向けで自分の下腹部を触ったらなんかコリコリしてるぞ〜?!となり驚愕しました。
(自分の体に無関心すぎて今まで表から触ってみたことがなかった)

その時の先生曰く「9cmはあるよ」とのこと。
え、2年で3倍?とびっくりするのも束の間、これは大きすぎるから大きい病院に行ってみてきてもらってくださいと言われ、紹介状をいただくことに。

特に指定なく、いくつか紹介されたところのうち定期券内で行ける大きな病院を受診することになったのでした。


⬛︎諸々検査、治療方針決定

7月に入って訪れた大きな病院では、これまでの生理周期や症状、筋腫の発覚から今までの経緯など色々と問診があり、触診。
ここでまさかの「9cmというか…11cmくらいあるね」との発言がありました。
まずは血液MRI検査して悪性所見がないか調べて、手術しましょうと言われて、びっくりしてしまう私。
そんな大事になると思っていませんでした。

筋腫自体は基本的に悪いものではないそうで経過観察になるようなのですが、位置が悪いとか、急速に増大するとかになると悪性の可能性があるので、取ることを勧めているそうです。
私の場合は、場所は特段問題なさそうなものの、後者の影響により勧めるとのこと。
(確かに2年で3倍って、この先どこまで大きくなるのかしらと思いましたが)

諸々の検査を受けた結果、一応は良性の可能性が極めて高いと診断されてひとまずほっとしました。
しかしながら良性であっても生理があり続ける限り大きくなり続けるということで、手術の方針に変わりありませんでした。
ここで人生初の手術が確定

ただしこのまま取ると大きすぎて開腹手術になるため、まずは投薬で筋腫が大きくなる要因のエストロゲンを抑えて、小さくなってから腹腔鏡手術で摘出することになりました。
開腹か腹腔鏡かというのは、各院の方針によるそうなので一概にはいえませんが、
私の場合はMRIを見せられつつ、脊髄の何番目かの線を越えると開腹になる、という説明を受けました。(記憶アバウト)


大変に長くなってしまったので、後半へ続きます。

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