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救急医療従事者へ県が表彰

・救急の日を前に埼玉県庁で救急医療に携わる人たちの表彰が行われました。
・年々救命医療の重要性が高まり、現場では懸命な努力がなされています。
・新型コロナウイルスの影響で救命救急の現場はかなり大変な状況であることが言えます。

9月9日の「救急の日」を前に昨年度までに県の救急医療の充実に貢献した団体や医療機関、それに個人に表彰状が贈られました。表彰式では、大野知事が、この10年間で、少子高齢化に伴い65歳以上の救急搬送の人数が、1.7倍に増加したと話した上で、「日々厳しい勤務環境の中で、多くの県民の意思に応え強い責任感を発揮されている。引き続き、県民に安心・安全を届けてほしい」と挨拶しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/576227ff248fca7f479bcd049d02b40f9c02595f

9月9日は救急の日であり、その救急の日を機に、前年度に救急医療の充実に貢献した団体などに表彰状が送られました。

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救急搬送された人数は65歳以上に絞ると、2倍近く増えたことが明らかになっています。それだけ出動機会が増え、救命救急、救命医療の重要性が大きくクローズアップされており、充実させないと大変なことになります。そんな状況下で救急車にける搬送時間を短縮させる、救急の受け入れを一気に増やすなど、様々な医療機関が受け入れを行っており、結果的に救急医療を充実させることにつながっています。

救命救急では、たらい回しにされることが大きな問題になります。そのたらい回しを防ぐには、受け入れ率を高める必要がありますが、常にその余裕を持たせることが重要です。今年は新型コロナウイルスの影響で、専用にベッドを確保しないといけないため、救命救急の受け入れを増やすことはそれなりに大変です。それでも一生懸命に地域の医療を守ろうとする姿勢は称賛に値し、表彰状だけでなく、何らかの支援など、自治体が医療機関にしてあげられることはなんでもやって、拡充を図っていくことを願うばかりです。

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