毎日の変化が大きいアフリカ
今回のアフリカセレブレーションツアーも特別なものになりました。
マサイマラでの壮大な草原での動物の生き生きした姿。
ディアニでのインド洋での感動。
ツアーの余韻に浸りつつ、終了後は、
大自然の中で、
マサイ族のリーダー・ジャクソンさんと奥さんの村で、
テントで過ごした2泊3日。
夜中には、
ハイエナの鳴き声を聞いたり、象が枝をおる音を聞く。
早朝目覚めると、テントの近くにしまうまの大群が歩いていました。
朝日を眺めたり、ジャクソンさんの案内で散歩すると、
そこには、キリンやしまうま、インパラがいたり。
非日常が日常になってきた
不思議な3日間。
そして、今日は、
キベラスラムに早川千晶さんの案内で入ってきました。
https://note.com/chiaki_nairobi/
スラムを歩くので、
警護の方がついてくれて安全に歩けました。
そこを通る線路の上を歩く。
この線路を通るために、
多くの方が、ライオンに食べられたそうです。
アフリカの歴史を聞いてからだったので、感じることだらけです。
今回、世界旅行中の方や、
大学生の方も参加されていて、一緒に色々感じたり、涙ぐんだり。
このキベラスラムは貧困地区と言われているのですが、
人間として大事なことが残っていて言葉になりません。
このキベラスラムは、違法なため、
ある朝突然、ブルドーザーで、家でも学校でも潰されてしまうのです。
多くの方が、家や家財道具の一切を一瞬で失います。
でも、すぐに、みんな売ったり使ったりするために瓦礫を集める。
そして、家を失った人はどうなるかというと、
自分たちも貧困で困っている人たちが、
家のない人を助けて、誰1人家のない人はいないのです。
ここ、キベラスラムにくれば、誰でも助けあう。
すごいコミュニティーなんです。
そこにあるのが、
リリアンさんと、千晶さんが運営するマゴソスクール。
いろんな子ども達をレスキューし、餓死しかけていた子ども達を看病し、子ども達に誇りを取り戻させる教育をしている。
親や家の無い子ども達のために活動しているにもかかわらず、
何度も何度も、学校を潰される。
その度、どん底に落ち込むけれど、
その度に、大きく立派なスクールを立て続けた。
リリアンさんは、自分が18歳の時に両親を亡くし、
8人の兄弟がいたので、土木工事などをしながら、兄弟を育ててきた。
大変だからこそ、
親のいない子ども達の大変さがわかるリリアンさんは、
困っている子ども達を引き取り、
そのうちに、数百人の学校になり、2,000人を超える子ども達のお母さんになった。
リリアンさんは、
諦めない!
何度も何度も諦めない!
外側で何が起きても、
私の決心には影響はない。
それは母が教えてくれたこと
と、お母さんが教えてくれたという子守唄を歌ってくれた。
最後に、小さな声で言った。
「 I'm free. 」
今回、早川千晶さんと大西奈津子さんの案内で体験した
アフリカの動物、自然
アフリカ人の生き方
ディアニのミリティーニ村
マテラ長老のお話
マサイ族の生き方
キベラスラムのマゴソスクール。
アフリカでの揺さぶられる経験は、人生を大きく変えてくれた。
是非このフルコースを体験されることを、超絶お勧めします。
P.S. 今日からは、プライベートで、
ジンバブエ、ザンビアに向かい、ビクトリアフォールに行ってきます!
入江富美子
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?