マインドフルネスと自己観察そして、目標達成

マインドフルネスという言葉が最近になって、よく聞かれるようになってきました。マインドフルネスは、セルフトーク、頭の中で絶え間なく繰り返される声を認識すること。なのですが、そのことがかえって、しばしば不必要な不幸を生み出していることに気づくことがあります。

これも最近になって、よく言われることですが、体は現実の出来事と思考を区別することができない。ということです。先に述べた、セルフトークをこの現象に乗せてみましょう。

すると、身体は現実の出来事と思考を区別することができないため、恐怖を感じる思考が、あたかも身体が危険にさらされているかのような反応を引き起こてしまうというマイナス効果が発生します。


このマイナス効果は、考えすぎや否定的なセルフトークは、病気と闘う体の能力を低下させる可能性をもたらし、精神状態と体の健康と不一致、つまりかえって、健康を損なうということが浮き彫りになってきます。

近代主流医学は、精神的な幸福と全身の健康との関連性を認め始めていると言われています。 人の精神状態や感情状態と、その人に起こる出来事との間には相関関係があり、ネガティブな感情はよりネガティブな経験を引き寄せることを示唆しています。

ある人は、スピリチュアルな目覚めとは、絶え間ない精神活動と、その中に潜在するネガティビティに気づくことである。と、述べています。 繰り返されるネガティブな思考パターンに気づくことは、個人の成長と欠乏状態を超えるために極めて重要なことかもしれません。

ある識者は、自分にとって、有益でない思考パターンに気づくこと。その気づきから離れるために、自己の内在と外側を常に意識し、観察しつづけることの重要性を強調しています。

そのためには、自分にとって、足りないものに気づき、冷静に観察し本当の自分を発見するには、スピリチュアル な気づきが必要だと強調しています。

このような気づきの難しさは、自分自身よりも他人の反復思考パターンに気づく方が簡単で、それが却って自分の観察の能力を押し下げてしまい、自己冷静に観察することが難しいとされる理由です。

では、このような難しさを克服する術はあるのでしょうか。それは、「今あること」の実現に集中することで、他人に邪魔されずに自分を冷静に観察できると示唆しています。

それでは、楽しい旅を。

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