翌日

次の日も仕事ということで、昨日はそのあと1時間くらいして解散をした。 ダウンでは暖かそうだったが、パーカーを防寒具として頼りにしてたぼくには少し肌寒い時間だった。

彼とぼくは中学校1年生からの付き合いで今年で20年だった。20周年だった。 サッカー部で出会い、青春映画のように泣き笑い怒り、納得しながら、前に進んできた。 カケガエノナイ友達である。でももう5回しか会えない。

別にぼくが重篤な病気を抱えてるから心配させたくないとか、
実は彼の仕事を阻止しなくては国が守れない、とかそういう理由ではない。


世間一般からすれば、二人の間にさまたげるものは何もないのだ、アメリカの国道のごとく見通しがよい。 ただ理由はあるらしい。

それを分かってもらうには、少しぼくのことも知ってもらう必要がある・・・。

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