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週刊セブ島留学&起業日記(第44回)

この記事は2019年5月12日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・祝日が多すぎる日本、そして集団でないと休めない日本人
・フィリピン留学の成功者(どっぷりセブ、ちょこっとオーストラリア、そしてインドへ)
・IELTSを勉強するならセブ留学とタイ留学 どっちがオススメ?
・また急に祝日が決まった、選挙の日はお休みのフィリピン
・最強食材「ブロッコリー」の調理法
・アメリカから締め出される中国人留学生と巨額賄賂疑惑


<祝日が多すぎる日本、そして集団でないと休めない日本人>

10連休のGWが終わり、今週は抜け殻状態の方が多かったかもしれませんね。私はセブにいるので正確には分からないのですが、意外とこの10連休に対してネガティブな意見も多かったように感じます。そして、私もその1人です。

例えば、日本からセブへの航空運賃を見ても、GWの1ヶ月前の段階で往復15万円以下のチケットはありませんでした(成田・セブ直行便)。ピークシーズンで儲けたい気持ちも分かりますが、これはちょっとやり過ぎだと思いました。いわゆる「便乗」ってやつですね。日本人としてもう少し「節度」というものが欲しかったと思います。

ということで、海外のみならずどこも高くて、結局休みを満喫できなかった人は少なくないのではないかと思います。

さて、この根本的な問題はどこにあるのか?それは日本の「祝日の多さ」なのだと僕は考えます。つまり「祝日→みんな一緒に休む→値段が上がる」という明快で不愉快な方程式が成立してしまうのです。

・日本の年間の祝日は、17日もあります。
・僕が以前住んでいたイギリスはたったの8日です。
・アメリカは10日だそうです。
・そして、フィリピンはなんと23日(もっと働け!)

確かにイギリスにいた時は、祝日(イギリスでは「バンク・ホリデー」といいます)が本当に少なかったですね。クリスマス、新年、イースター関連の祝日を除けば、祝日は、年間たったの3日しかないのです。ですので、イギリスにいて祝日が来た時は、とっても新鮮に感じたのを覚えています。

そして、イギリス人のみならず、ヨーロッパの人たちは、祝日が少ない分自分で休暇を取ります。当たり前ですね、こんなに祝日が少なくてはハード過ぎます。私も日本にいた頃は祝日のない6月はとてもハードに感じたものです。

イギリス人の場合、クリスマスとイースターの時はがっつり休みますが、各自で夏休みを取るように思います。そして、当然にこの夏休みは「分散」されます。つまり、「祝日が少ない→自分で休みを取る→分散される」という好循環が生まれるのです。そして、日本では祝日が年間を通して分散されているのに対して、そうでない欧州では「まとめて休む」という当たり前の文化が定着したのでしょう。

随分、昔のことですが、タイのサムイ島でフランス人女性と話す機会がありました。彼女たちはプーケットにいたのですが、タイ西岸を襲った津波による被害を回避するためにプーケットの反対側にあるサムイ島に流れてきたのです。彼女たちからの最初の質問は「どのくらいタイにいるの?」でした。私が1週間と答えると2人とも驚いたような顔をしていたのを覚えています。そして私が同じ質問を聞き返すと「5週間」とサラリと言ってのけたのです。

絶対に実現されないと思いますが、日本は祝日を減らした方が良いと思います。または、祝日のままで良いのでその一部は休まなければ良いのです。祝日は別に休まなくても祝えます。そしてイギリス並みに祝日を減らすのです。そうすると、さすがにみんな「有給」を取るのではないでしょうか?そうすることで、混雑の分散や便乗値上げの回避、さらには「自分で計画して自己責任で休む」という大人の文化も育つと思うのです。

まあ、それでも中には有給を取らずに働く人もいると思いますが。。そういう人に限って「俺がいないと(会社やプロジェクト)が回らない」というのが口癖なのですが、はっきり言いますね、

あなたがいなくても、会社は全く問題ありません(キッパリ!!)。

実際に、あなたが体調不良や身内の不幸等で休んでも、会社は平常運転ですよね。要職にある人が辞めたら会社が傾いた、なんて話も聞いたことがありません(一部のカリスマ経営者は除きます)。ですから、休んだ方が良いのです。休むことでその休暇を楽しむだけでなく、リフレッシュして仕事の生産性も上がるという側面があるのです。

とにかくこの「日本人の休めない病」をなんとか変えたいですね。今回のGWでも、「なんとか数日は休みが取れそうなので3日間コース(英語留学)でお願いできますか?」というお問い合わせを、7~8組のお客様から頂きました。正直、驚きました。10連休じゃないの?と。国が休めと言っているのに、それでも休めない人が多くいる現実は放っておいてはいけないような気がします。

日本にいた頃、私は決して良い上司ではなかったのですが、唯一にして最大の貢献は、自分の部署に「休む習慣」を定着させたことだと思います。私は、年3回、年末年始、GW、夏休みと、それぞれ必ず9連休を取っていました。そして、僕に倣って多くのメンバーがしっかり休むようになってくれたのです。つくづく上司の仕事は「休むこと」と「早く帰ること」だなと再確認したものです。

皆さん、しっかり休めていますか?
管理職の方、部下のために早く帰っていますか?


<フィリピン留学の成功者 どっぷりセブ、ちょこっとオーストラリア、そしてインドへ>

拙著「フィリピン留学の成功者たち」から、1人の体験談をそのままご紹介します。本を購入して下さった方には申し訳ないですが、この本は100円なので勘弁してくださいね。

この体験談には「オーストラリアへの留学」も含まれています。どうして、この方がオーストリアからセブに戻ってきたのか?そこに注目してください。また、この方は1年のセブ留学の後に、インドのムンバイで就職されました。ぶっ飛んでますよね(笑)。そして、インドで経験した「フィリピン英語との違い」に関する洞察もまた秀逸です。

最後に、インタービュー全般に溢れるこの人の自信とモチベーションを体感して頂けたら幸いです。

では早速、始めましょう。

Q1, なぜ英語を勉強しようと思ったのですか?

私はもともと、英語が大嫌いだったのです。大学受験のセンター試験の英語の点数も惨憺たるものでした。ですから、大学に入ってからは韓国語を勉強したのです。そして、韓国に行ったところ、なんと韓国人が英語で話しかけてきたのです。当然、私は英語を話せませんし、勉強した韓国語すら通じませんでした。悔しかったですね。

ですから、その足でフィリピンのセブまで行って、1ヶ月間留学したのです(学校はCPILS)。確か、2009年、大学3年生の春のことです。この1ヶ月の留学で、「これ(フィリピン留学)良いな」と思いました。そして、自分に1年間投資してみるのもいいかな、と思ったのです。

結局、大学3年の秋から1年間休学し、セブに留学しました。学校はUVESLを選びました(現在のZA English)。CPILSの1ヶ月と合せると、フィリピン留学の期間はトータルで1年になります。

実は、当初は3~4ヶ月の予定で、セブの次にオーストラリアに行く予定だったのです。オーストラリアにあるビジネスの学校に行きたいと思っていました。そして、実際に渡豪したのですが、現地のビジネスの学校に通うには、その前に現地の英語学校に行かなければならないルールがあったのです。

そこで、語学学校に行ったところ、先生1人に生徒が20人~30人もいて...。1レッスンで、1人5分程度しか先生と話せないのです。残りの55分は、自分よりレベルの低い学生の英語を聞いていなければならない。ここにいては駄目だな、と思いました。そして、セブに戻ったのです。

Q2, 実際にフィリピンに来られるまではどのように英語を勉強していたのですか?経歴も交えて、英語勉強歴についてお聞かせ下さい。

大学の受験勉強のみです。

Q3, なぜUV ESLを選んだのですか?

当時の日本人マネージャーのブログを見つけたのです。そして、それを読んでいて「この人良い人そうだな」と。

Q4, 留学中、どのくらい勉強しましたか?

最初に、スタート地点のレベルを言いますと、TOEICは365点でした

授業は、毎日朝8時~夕方6時まであるのですが、ほぼ皆勤でした。授業以外では、毎日、夜6時か7時から、深夜12時まで自習室で勉強していました。予習と復習を徹底的にやりました。

フィリピン留学は、マンツーマン授業が主体なので、話す機会がふんだんにあり、アウトプットの場としては最適です。ですから、インプットは自分でやろうと、自習室で励みました。そして、自習室でインプットした表現を翌日の授業で使うということを繰り返しました。

マンツーマン授業では、どういう授業にするかは自分で決められます。ですから、私の場合は、自分で授業を組み立てて、テーマを決めてディベートとかをしていました。教科書は全然使いませんでしたね。週末は、フィリピン人の先生と食事に行ったり、ストレスが溜まった時とかは飲みに出掛けました。

Q5, 留学中、どうやってモチベーションを保ちましたか?

挫折したこともありましたね。最初の3~4ヶ月はすごく楽しかったのです。自分の成長も実感できました。覚えた分だけ話せるようになるので、楽しいのです。しかし、3~4ヶ月が経過すると上達のスピードが鈍るのです。スランプですね。伸びないのです。

更に、学生の留学期間は大体3ヵ月くらいなので、同期のように一緒に過ごしてきた友人がどんどん帰っていくのです。最後には自分だけが残って、これは結構、精神的にきつかったですね。まあ、そんな時は無理せずに勉強量を減らし外出して気分転換しました。ビーチにもよく出かけましたね。

Q6, 留学で英語は上達しましか?

留学の最後の月にフィリピンで受けたTOEICは880点でした。勿論、「話せるようになった」という実感もありました。最初の頃は、韓国人のルームメートとお互い1文しか話せなかったのです。次第に、1日最低3文、5文と、ルールを決めて2人で増やしていきました。

授業では、最初の3ヵ月は文法を詰め込むことに集中しました。次の3ヵ月は、「話す」ことに集中。残りの期間は、プレゼンテーションや、TOEICに特化して勉強しました。最後の頃は、自分の言いたいことをスラスラ話せるようになりました。

Q7, 英語以外で、フィリピン留学で得たものは何ですか?

自分の気持ちのコントロールの仕方を学びました。ずっと勉強していると、フィリピン留学って結構、孤独な場所なんです。勉強し過ぎないとか、無理しないとか、自己管理の術を学びました。

Q8, なぜ、インド就職を選んだのですか?(この方はセブ留学の後、インドで就職しました)

海外で働くということだけは決めていました。自分の英語はまだ完璧ではないと分かっていましたし、身勝手ですが、「仕事しがら英語を勉強できる環境」が欲しかったのです。しかし、第一希望の日系の会社に行くことは出来ませんでした。

そこで、海外で探すことにしたのです。しかし、アメリカやイギリスの企業ですと、英語以外にも多くの条件やスキルを要求されました。そんな中、英語力だけで受け入れてくれたのが、インドやカンボジア、それとルーマニアなどの東欧諸国だったのです。その中ならインドが一番面白そうだなと思って、インドに決めました。

会社は、ムンバイにあるインド資本の英文校正の会社です。クライアントは、大学教授や研究者、医者といった方たちでした。私の役割はクライアントとインド人スタッフとの橋渡しでした。そこで、2年10ヶ月働きました。

Q9, インドで働くことで、英語力は伸びましたか?また、日本で働いていた時と比べて、何か自分に変化はありますか?

はい、インドでの生活で英語力は伸びたと思います。インド生活の終盤、自分の英語力がピークと思った時にTOEICを受けたのですが、結果は930点でした。

フィリピン英語は、非常におおざっぱなのです。「伝われば良い」という環境です。ですから、フィリピンは「練習の場」としては最適ですが、高いレベルのビジネス英語を学ぶ場としては不足があります。

一方で、インドの会社では、細かい点まで見られます。相手のことを考えて表現に配慮することが普通でした。「言葉を選ぶ」という感じです。同じことを言うには、「何がベターな表現か」をいつも考えさせられました。

私が勤めていた会社は、文字通り、英語が商品なので、同僚の英語力は大変高く、ネイティヴに近い人も多かったので、非常に洗練された英語を学ぶことができました。

ムンバイの会社では、日本人は約10人で、インド人が250人もいました。1年目は日本人の上司の下で働いていたので、60%~70%は日本語を使って仕事をしていました。2年目には独り立ちし、半々か、やや英語を使う比率が多い生活でした。そして、3年目には、日本人が私一人の部署に異動になったので、日本人のクライアントと話す時以外は全て英語を話す環境になりました。

Q10, 就職してからも仕事以外で英語を勉強しましたか?

読む本も、聴く音楽も、観るテレビ番組も、すべて英語にしました。とにかく、ネイティブと同じ環境にしようと徹底しました。ですから、日本人と話す時に日本語が出にくくなることもあったくらいです。もう完全に英語漬け。寝ている時に、いきなり英語で話しかけられても、英語で咄嗟に答えることもできるようになりました。

Q11, インドで英語以外に得たことはありますか?

良かった点と言えば、心が広くなった点です。インド生活では、ハプニングが多過ぎたせいで何事にも動じなくなりました。みんな、いい加減で、時間にもルーズなのです。次第に、「何が起きても死ぬわけじゃないし」と思うようになりました。一方で、家族と頻繁に連絡が取れなかったり、友達と疎遠になるのはつらかったですね。

現在は日本に住んでいるのですが、日本に戻ってからは、英語の勉強はしていません。一つの目標であるTOEIC900点を取ることができましたので。ただ、発音が下手にならないように、たまにシャドイングの練習はしています。

現在は、英語以外の勉強をしています。「英語だけ」では世の中では通用しません。次の目標としては、「自分のレア度を高めたい」と思っています。例えば、英語ができて、宅建の資格も持っていて、更にプラス一つ何か。そうすれば、それぞれが完璧でなくても、総合力で自分の価値を高められるのではないかと考えています。ですから、いまは英語以外の勉強をしています。

Q12, 今後、フィリピン留学に来られる方に何かアドバイスはありますか?

実際にアドバイスしたことあるのですが、「目標をどうするか」にかかっていると思います。海外でトラブルに遭っても切り抜けられるレベルとか、道を聞かれて応えられるレベルとか、その設定するレベルによって、モチベーションも変わってきます。目標設定を明確にすれば、自ずと次のアクションも決まってきます。

更に、常に自分の英語力を謙虚に客観的に見ることが重要だと思います。留学生の中には、少し話せるようになると、「自分喋れてる感」というか、自己陶酔している学生もいます。韓国人の友人と英語で話せて満足してはいけないのです。「見失ったらあかんで」といつも思っていました。ネイティブと話したりして、自分を見つめ、常に自分の英語力を謙虚に確かめるべきだと思います。

Q13, ネイティブ・スピーカーの授業について

ネイティブの先生も間違えますし、学生と話す際はレベルを落として話すので、個人的にはフィリピン人でもネイティヴでも、どちらの授業を受けても同じだと思います。ただ、アメリカ人やイギリス人の授業を受ければ、ネイティブと話すことを恐れないようになる良い練習にはなると思います。

最後に

自分としては、「英語を勉強した」と言えます。それくらい、しっかりやりました。

1年間くらい、みっちりやれば英語は何とかなると思います。また、「話す」だけなら1ヶ月もあれば十分です。最初は英語を話すのが恥ずかしいので、それさえ突破できれば話せるようになります。

先程述べたように、私のスタート地点は非常に低いものでした。私より高いスタート地点にいる方がほとんどだと思います。皆さん、1ヶ月フィリピンで勉強すれば話せるようになると思います。まあ、日本でもできると思いますが、なかなか英語を話す環境がないので、「環境を得るために」セブに行く、といった感じでしょうか。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Aさんからの問い合わせ

フィリピン留学とタイ留学で迷っている者です。

できれば2~3年以内に、イギリスかオーストラリアの大学院に留学したいと考えています。そこでIELTSでoverall 6.5を取らなければいけないのですが、フィリピンとセブ、どちらの学校が良いでしょうか?

現在の英語力は、英検2級です。TOEICは受けたことありません。
留学期間は、2~3ヶ月を考えています。

<KGの回答>

IELTSの6.5を取るのはかなり大変です。実は、6.0と6.5の間には大きな隔たりがあり、この壁を乗り越えるのに苦労した人を私は結構知っています。一方で、Overallで5.0くらいまでのレベルであれば、IELTS対策はオススメしません。まず、やるべきことはベースとなる英語力の底上げです。ですから、まずは一度IELTSを受験することをオススメします。

5.0に到達したらIELTS対策をしても良いでしょう。そして、留学するなら私のオススメは断然セブです。理由は、5.0レベルの実力では、タイのネイティブ講師の英語を十分には理解できないからです。説明を理解できないってとっても非生産的なことです。一方で、6.0のスコアがあって、6.5の壁にぶつかっている人は、タイ留学でネイティブ相手にSpeakingとWriting対策をするのが良いと思います。

以上から、Aさんにはセブ留学をオススメします。そして、まずは英語力の底上げに取り組んで下さい。そして、上記のレベルに到達したらIELTSコースを受講すれば良いでしょう。セブにはIELTSコースを提供している学校がいくつかあります。有名なところでは、SMEAGさんですね、

勿論、セブ英語倶楽部でもIELTSコースは提供していて、実際に私が教えています。正直、IELTSを教えるのは自信があります。ネイティブやフィリピン人には負ける気がしません。私自身経験していますし、日本語で教えることができるという圧倒的なアドバンテージがあります。そして、ライティングにもスピーキングにもやはり「コツ」があり、それを伝授することもできます。コツばかりに頼っていては本末転倒ですし、個人的にオススメしませんが、それでも0.5くらいは一気にスコアを押し上げる効果があるように思います。

以上、参考になれば幸いです。


2、フィリピン・ビジネスあるある

冒頭の記事でも書きましたが、この国(フィリピン)は本当に祝日ばっかりです。2019年はナショナル・ホリディが23日もあります。中には、土日に重なるものもあり、フィリピンでは「振替休日」という制度はないので、実際の「休日」はこれよりも少ないです。

一方で、フィリピンには「リージョナル・ホリデイ」というものがあります。要は各自治体の祝日です。セブ州の祝日や、セブ市の祝日が別にあるのです。

さらには、これ以外に祝日が急に決まったりします。来週の月曜日は選挙の投票日ということで突然休みになりました。何と決まったのは4日前です。

『Duterte declares May 13 Election Day a special non-working holiday』
http://www.cnnphilippines.com/news/2019/5/9/may-13-election-day-holiday-walang-pasok.html

私が経営するセブの会社は零細企業なので、急な祝日の決定でもやりくりは簡単ですが、多くの従業員を抱える会社は、そのやりくりや給料計算も大変だろうと思います(フィリピンでは、まだまだ日給計算に基づいた給料制度が根強いのです)。

そして、一番割を食うのは「英語学校に通う生徒さん」です。いきなりの休講ですから。5/13(月)から留学開始の生徒さんはついていませんね、留学初日がお休みとなってしまいますので。ちなみに、セブ英語倶楽部では私がグループ授業を4コマ提供させて頂きます。まあ、こんなことも小規模校だからできることで、小さくてもそれなりに利点はあるものですね。

フィリピンで働くと、少なからずフィリピンの祝日制度には振り回されることになるでしょう。やれやれ。


3、今週のセブのレストラン

今週はこのコーナーはお休みです。


4、今週買ったもの

今週はこのコーナーもお休みです。


5、筋トレ

前回に続き、筋トレ愛好家にこよなく愛される最強食材ブロッコリーについて。ブロッコリーには「スルフォラン」という成分が含まれていて、こいつが脳の機能を改善したり血糖値を調整したりくれるそうなんですが、メチャメチャ熱に弱いそうなのです。つまり、最もポピュラーな食べ方の一つ「茹でる」は、ブロッコリーの栄養素を激減させてしますそうなのです。

そこで「生で食べる」という発想が生まれるのですが、さすがの実験大好き人間の私も、これはまだ試していません(というか無理でしょ)。

一方で、ブロッコリーが傷ついた時にスルフォランは増えるという研究結果があり、最終的に行き着いた調理法は下記の通りです。なんと、これでスルフォランは2.8倍に増えたそうです。

1. とりあえずブロッコリーをみじん切りにする
2. みじん切りにしたブロッコリーを30分放置
3. 好きに料理する(できるだけ熱は加えないほうがベター)

ということで、近々、上記を踏まえたブロッコリー・レシピの開発に着手し、セブ英語倶楽部の「肉体改造&ダイエットコース」のお客様にお出ししたいと思っています。

ちなみに、上記の内容は全て下記の記事のパクリですので、興味のある方は出典元の記事を読んでみてください。

『スーパー野菜のひとつ「ブロッコリー」の栄養を活かしきる最強の料理法が発見される』
https://yuchrszk.blogspot.com/2018/03/blog-post_7.html


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。

卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh

興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資

日経平均 (年初来 6.65%)
ダウ平均 (年初来 11.21%)
フィリピン平均 (年初来 5.86%)

いやー、連休明け、株価落ちましたね~。原因は、米中貿易協議の決裂ですが、金曜日には「決裂回避」の報道も出て、金曜夜のアメリカ株は上げに転じています。ということで、週明けの日経平均も上がると思います、毎度思いますが、下がる時の日本株の下げ幅はどうしてこんなに大きいのでしょうか?まあ、短期的な動きに一喜一憂しても仕方ないので、この話題はこの辺にしておきます。

今日は、もう一つの「米中衝突」について。アメリカの有名大学には裕福な中国人の子女が多く通っているのですが、この大学生たちがある種の「締め出し」に晒されているのです。ちなみに、国家首席の習近平の娘もハーバード大学卒業です。

2018年から、中国人ビザ取得が厳格化され、一部の大学院生に適用されていた「5年」という期間も一気に「1年」になったそうです。

『トランプ政権、中国人留学生の審査厳格化を検討 諜報活動を警戒』
https://jp.reuters.com/article/usa-china-students-idJPKCN1NZ02M

実は僕がいたイギリスの大学も中国人は「超お得意様」だったので分かりますが、ビジネス面での大学の最優先事項は「学生の獲得」なのです。そして、おそらく中国人留学生なしにイギリスの多くの大学は経営が成り立たないと思います(公立なので潰れることはないでしょうが)。そして、きっと同じ状態にあるアメリカにおいてこのような動きが出てきたことは、画期的なこととして受け止めるべきでしょう。

また最近、アメリカの有名大学へのセレブの裏口入学が発覚して大きな問題になっています。そして、その中に超金持ち中国人子女も含まれます。下記は最近のニュース。

『米大学の不正入学、中国富豪7億円支払い 娘は退学処分』
https://www.asahi.com/articles/ASM5423P2M54UHBI002.html

賄賂で7億円って半端ないですよね。まあ、それでも「スンタンフォード」のブランドが欲しかったのでしょうね。娘本人はこのことを知っていたのかどうか?このニュースが流れた後、この女子学生の動画がリツイートされまくっていました。

https://twitter.com/phootahh/status/1124641365852209152


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

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