これぞ理想のユニフォーム!【広島篇】

 いよいよ、これでセ・リーグは完結となる。大トリを飾るのはセ・リーグユニフォーム界の長老である広島である。

現行版の感想

 マツダスタジアム移転以降、変わらぬデザインを貫き通している広島だが、やはり個人的に暖色である赤色1色のアンダーシャツ、ビジター・ユニフォームは夏場に見て快いとは思わない。そして、中京大中京高のような立ち襟を現代流のユニフォームに織り交ぜていることに関しては違和感を抱く人が多いだろう。ロゴやマークが洗練されているだけに、ザンネンなポイントの多いユニフォームである。

これぞ理想のホーム・ユニフォーム

 今回もZETT社さんのシュミレーターを使用。これには毎度お世話になっている。個人的に現行版のロゴマーク、背番号フォントを気に入っているので、そこはそのままにカラーとラインを変更した。

前面
側面
背面

 ツウの方はお気付きだろうが、このカラー構成は昭和50年の初優勝、つまり赤ヘル元年の物をオマージュしているのだ。帽子も年代を合わせようかと迷ったが、本家のクリーブランド・インディアンスは既に新装開店してしまいガーディアンズとなっているので、現行版の1つ前である佐々岡真司監督が新人時代のシンシナティ・レッズ風のもののようなデザインを採用した。マイナーチェンジだが、熱心な収集家が多いことで知られる広島ファンはこの変化に気づき、売上アップに繋がること間違いなしだろう。

これぞ理想のビジター・ユニフォーム!

 ビジター・ユニフォームも昭和50年当時のカラー構成を参考にしたが、水色ではなくグレー色に。理由は、昨季までのオリックスのサード・ユニフォームや平成23年迄の阪神のビジター・ユニフォームを見ると、デサントのグレー生地は非常に球場にマッチしているように見えるからだ。これは完全に個人的な嗜好を加えたのだ。

前面
側面
背面

 このユニフォームを着用することで、紅蓮に染まった広島の応援席が姿を変えてしまうのではないかという不安もあるが、そこはファン用のユニフォームをグッズとして販売したり、ファンクラブの特典とすればいいのだ。

最後に

 セ・リーグ完結という、ひとつの区切りが着いてしまったので今後のモチベーションが不安だが、まずは日ハム、楽天、ソフトバンクの3球団をデザインし完結させたいと思う。

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