これぞ理想のユニフォーム!【中日篇】


↑タカヤマダイチさんのユニフォームはこちらから

 このnoteでは数回かユニフォームについても触れているが、今回はユニフォームの評論をしているタカヤマダイチさんに便乗させて頂く形で書いていきたいと思う。

現行版ユニフォームは

 ロイヤルブルーと白の2色でデザインされている現行版のユニフォームだが、やはり中日ファンとしてはラケットラインと帽子の白ラインに違和感を持ってしまう。髭の長いDragonsロゴと帽子のCDマークはおなじみだが、余計な一手間が邪魔しているように思う。また、色違いのボタンも取ってつけたような不自然な印象を持ってしまった。こうした新しいものはやっていい球団とやってはいけない球団があると思う。トレンドに乗ったデザインは横浜やオリックスにおまかせして、85年の歴史を持つ中日はもっと伝統を大切にして欲しいと思う。

これぞ理想のホーム・ユニフォーム!

 ホームユニフォームは星野仙一が監督していた時代のものと、落合博満が監督していた時代のものを掛け合わせたようなデザインにした。

正面


背面

 タカヤマさん案との決定的な違いは袖のラインである。時代遅れであることはもちろん承知しているが、我々の世代はやはり落合監督時代のユニフォームに愛着があるのでこのデザインにした。また、名古屋の方々は派手好きが多い為、こういった奇抜なデザインは好まれるはずだ。

 胸の背番号を赤色にした理由は球団旗の色(ロイヤルブルーと赤色)に合わせ、尚且つ近年の流行であるMLB風のユニフォームにするためである。今季は阪神がサンディエゴ・パドレス風に、日ハムがトロント・ブルージェイズ風になっているのでその流れに乗ってみてはどうかと思い採用した。帽子は筆記体のD、25年以上前にナゴヤ球場と共にお役御免となったデザインだが根強い人気を持つからかここ数年特別ユニフォームで復活している。

これぞ理想のビジター・ユニフォーム

 ビジター・ユニフォームには高木守道監督時代の2シーズン使われたユニフォームと昭和49年、巨人軍のV10を阻止した時代のデザインを少し加えた。

正面


背面

 色つきのビジター・ユニフォームはMLBツウの方が見ると違和感を覚えるのではないか。MLBでは日本以上にホーム球団が主役という考え方が強く、脇役のビジター球団が華美な格好をしてはいけないのだ。しかし、それを加味しても今回は色つきのユニフォームを採用。理由は中日球団史を振り返ると昭和49年という早い段階で色つきのユニフォームを採用していたからだ。

 近年でもグレーのビジター・ユニフォームを着用していたのはロサンゼルス・ドジャースと提携を結んでいた昭和62年からの10数年間と谷繁元信兼任監督時代の平成26年からの3年間だけであり、後者は大変不評を買ってしまった悪名高いものであることも考えてこのデザインとした。

最後に

 こうして長々と書いたが、やはりどのユニフォームも「強かったら」カッコいいのだ。中日は今季、来たる黄金時代に向けて若手登用を積極的にしていくと見られる。その若手選手の活躍こそが今後のユニフォームの評価に繋がるのだ。選手もユニフォームも期待して見ていこうと思う。

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