ユナ

書を捨てず、街に出て

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時給7,000円の女の子は宝石のような美しさだった

セントジョーンズワートを4錠服用。シャネルのチャンスを振る。ヴィヴィアンのピアスを刺す。Diorのバックステージを瞼にのせる。もったいなくて読めなかった小説ともうすぐ読み終える小説をリュックにいれる。 1日しかない休日を、このまま終えたくなかった。爪を切って前髪も切ってそれだけで日曜日が終わるところだった

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    • 化粧がひとつも残らないくらい泣いてしまった映画『アフターサン』

      友人が隣にいるにも関わらず映画館でボロボロに泣いてしまった。ずっと幼少期のことや家族のことを思い出し続けてしまって映画を観てるのか過去の記憶を見てるのかわからなくなる強烈な作品だった。 人生で1番好きな映画はもうずっとBECKだったけどそれに匹敵するくらいの作品だった。ファンデーションもマスカラもコンシーラーも全部剥がれてしまうのが気がかりだったけど

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      • 140万円支払った時の快感と、少しの希望について

        気のせいだと無理矢理掻き消して良い感情は一体どれなのか。 禁欲的に生きて貯めてきたお金を本当に欲しいものにジャンジャン注ぎ込む。気持ち良い。カメラとレンズで31万、歯列矯正で110万。 服も買わず誰にも会わずひたすら家とバイトの往復で死んだように働いてきたのが一気に報われた。あの生活も正しかったと

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        • ティンダーで100人とマッチして金髪タトゥーの人とTHCHグミを食べた話

          もっとボロボロになって戻れるかどうかすらわからないほどに狂わされたかった。破滅願望をティンダーで精算している。ずっとあの人からの通知だけオンにしていた。全く返信がないけどもう数日前に引っ越してしまったけど好きだった。人のことすぐ好きになれた学生時代と違って、自ら出会いを求めて行動しまくらないと好きな人なんてできない。100人マッチして50人メッセージして8人会って、1人に惚れるのはコスパが良いと思う。 振り向きそうにない人が好き。好意的なフリをしておいて本心ではどう思ってる

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          爪だけが可愛く、その他は全て最悪、クレカで破産寸前だった時のこと

          鉄分、マルチビタミン、タンパク質、日光、睡眠、友人、お金、趣味、自己肯定感 健康に生きていくために必要なものが多すぎていつも不健康でいた 今のバイトに飽きたけど新しいバイトを 探すのはめんどくさいし 人に会わない生活に慣れると誰に会いたいのかわからなくなる 正直40歳50歳60歳になってしたいこととか 憧れる生活とか長生きしたい理由もなくて どうにかしないといけないことだらけの 現実をやっていくには 強烈な喜びや生きがいがない限り 生き続けるのが苦しいなと思う 長生き

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