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収益性改善のためのコストダウンとコストカット

企業が収益性の改善に取り組む方法としては

・コストダウン
・コストカット

の二つがあります。

そして、それらの意味の違いと具体的な取り組み
ポイントを理解しておくことは、マネジメントに
携わる方はもちろんのこと、全ての社員にとって
重要です。

1.実行の主体と取り組みの方向性

コストダウンは自律的、かつ継続的に行われ、その
実行主体は現場一人ひとりで、ボトムアップが重要
です。

一方コストカットは、固定費削減を主体とするため、
トップマネージメントの決定によって実施される
ことが主です。

2.日本企業は「コストダウン」で発展してきた

従来、日本的な企業経営では、コストダウンの
アプローチを好み、大きな成果をあげてきました。

世界的に有名になったトヨタ生産方式(TPS)もコスト
ダウン型アプローチで、QCサークルやTPM活動、
一般的に云われるカイゼン活動なども典型的なコスト
ダウンの取り組みです。

つまり、日本企業発展の源泉のひとつは、
コストダウン活動にあったといってもよいかもしれ
ません。

3.「コストカット」はトップマネージメントが
進める

一方、コストカットはトップダウンで固定費削減を
行う大規模なものです。

その意味で、ケガの手当のような取り組みではなく、
手術的な取り組みになります。

それを行う際には、下記の観点なども踏まえる必要が
あります。

・社会からの受容性
・企業風土
・従業員の意識や就労制度 など

そして、実行時にカーブアウト部分への措置は十分に
考慮し、慎重に行う必要があります。


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#固定費削減 #ボトムアップ #トップダウン


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