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製造業で進む「AI」技術の利用・活用

今後「AI」はものづくり現場にどのように浸透してくるのでしょうか?

例えばものづくり現場の知識や経験を、熟練工が如く「AI」が処理してくれるのでしょうか?

一般的に言われる「AI」の機能であるディープラーニングは、
「コンピューターによる機械学習で、人間の脳神経回路を模したニューラルネットワークを多層的にすることで、コンピューター自らがデータに含まれる潜在的な特徴をとらえ、より正確で効率的な判断を実現させる技術や手法」

また「機械学習」について同様にデジタル大辞泉では、「コンピューターやロボットなどの機械に自動的に概念や行動プログラムを学習させる研究分野」「人間が直接知識を与える方法にまさる学習手段は開発されていない」と記載されています。

どうやらAIは「放っておいても自ら育つシステム」ではないようです。

現場の熟練工のように経験や体験を与えなければ、「正確で効率的な判断を行う」「役に立つAI」には育たないのです。

熟練工をついで調べると、
「経験を積み、熟練した技能をもっている作業労働者」とあります。

熟練工のイメージは、ヘラ絞り、きさげ加工、肉盛溶接など、高度で精緻な加工を行うベテラン技術者。正確で正しい「データや情報」をアウトプットをするのではなく、切り屑、形状が変化してい様をイメージしてしまいます。

ですから、課題はインプットする質の良い「経験や体験」のデータがあり、それらが「動作」(ロボット等)へ変化できる事といえると思います。

質が良いだけでなく、データの量も関係しています。

しかし、一般的に熟練工の経験は暗黙知として蓄積され、継承されているので、形式知化するのはとても難しいです。

人間は質の良いもの悪いもの、少量データでも、技能化していけるように思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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