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現場を見る視点


生産現場に入る際にチェックするポイントを3つの
視線に分けてお伝えします。

4Sができ、行き届いている現場は、職場自らが
「計画」を作り、その実現に向けた取り組みを自発的
に行うことができます。

一方で、4Sに不具合のある現場は、「計画」を作成
すること、さらに職場が目標を達成するための
取り組みを精緻に行うことが難しいという特徴が
あります

チェックポイント①:まずは「足元」を見てみよう

生産現場に入ったら、まず確認するのは足元です。

・足元の床や物品の置き方
・在庫の状況
・ライン、エリアの設定

といった視点で、それぞれの4S(整理、整頓、清掃、
清潔)の状態を確認します。

この状態が良好な現場は、自ら計画を作ることが
でき、実現にむけた取り組みができると考えられ
ます。

チェックポイント②:「目の高さ」には多くの重要な
情報がある

次に目の高さの周囲を見ましょう。

・目の高さにある掲示板
・生産状況が書かれた図表
・CRTの画面

などを確認するのがよいでしょう。

従業員の服装や設備が整然としているかのチェック
も重要です。

ここからは現場の実力(パフォーマンス)が見え
ます。

ヒアリングが可能であれば、課題が特定されている
かどうかも見聞きしてみましょう。

課題を明確にした上でしっかりと結果を出している
現場は「強くパフォーマンスが高い現場」といえ
ます。

チェックポイント③:天を仰げばわかる品質管理
レベル

最後に視線を上にあげます。

ここでは、

・天井の状態
・照明や空調の機能状態

などを確認します。

具体的には、汚れ、さび、照明の状態、空調の吹き
出し口の汚れ等です。

見上げた視線で品質が分かるとは意外ですが、
そこに問題が無ければ、品質を守る第一ステップは
できていると考えられます。

現場を正しく理解することは、企業経営にとって
重要な事です。

ここでは、生産現場に焦点を当てましたが、販売の
現場も同様と考える事ができます。

企業の経済活動は現場にあり、利益を創出する原点は
現場にあることを再確認しましょう。


#生産現場 #4S #パフォーマンス #マネージメント
#品質管理 #現場主義

最後までお読みいただきありがとうございました。 


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