太陽フレアの状況20231228 防災の観点から
11月12月と太陽の活動は激しくなっていました。
30数年振りにも日本でもオーロラが観測されています。
https://mainichi.jp/articles/20231202/k00/00m/040/008000c
これは太陽フレアの影響の一つであると言われています。
観測された場所としては北海道などですので、昔の記録と比べると大規模災害が起こる可能性はそれほど高く無いかと思いますがある程度意識しておくことは必要です。
オーロラは日本語では「赤気」というようですが、東京でも見られたことがあるという記録などがあり、その時には何かしら地球上への影響はあったと思われます。
https://www.nipr.ac.jp/info2023/20230427.html
とはいえ、明治以前では電化製品はほとんどなかったでしょうし、一般的でもなかったと思います。ですので災害のようなことにつながることはなかったでしょうが、現在はDX、AIなど電子機器に囲まれた生活をしています。
とても便利ですし、日本国憲法でいう
「健康で文化的な最低限度の生活」
ここ10年20年の間にも大きく変わっていると言えるでしょう。
その中でどのように生きて行くのか、の中には携帯電話を始め電子機器の存在が欠かせません。
それが使える状態を維持して行く、
とても大事なことだと思っています。
https://swc.nict.go.jp/trend/flare.html
Activeの部分以上に入ってくると活動が活発であると言われることがありますが今回はXにも触れています。かなり活発な状態であると言えます。
太陽フレアについての記事を書き始めてだいぶたちますが、総務省やNASAの発表などでは、2025年夏ごろに非常に活発になると予想されています。
早まる可能性なども指摘されていましたが、今回はその一部なのかまだ不明な点は多いです。
災害などは常にそうですが、
・必ずあるが、いつ来るかわからない
・その時のために備えておくことができるか
・そもそもそのリスクを知らないのか
・備えることができることを知らないのか
様々なパターンがあると思います。
必ず雨が降ることがわかっていたら傘を用意しておきますよね。
ただ、今雨が降っているかどうかわからなければ傘を指すタイミングがわかりません。
いつ来るのかわからないし、来たとしても気づかない場合もある、太陽フレアの影響はそのような部分がまだ残っています。
それに対する対策を現在研究開発として弊社としても考えています。
総務省の宇宙天気予報構想もそのようなことの一つでしょう。
太陽フレアの影響で日常生活に支障が出ることもあり得ます。
報道などにはまだなかなか上がってこない事象ですが、DXが進めば進むほど対応の必要性が高くなるものです。
https://www.nhk.or.jp/ashitanavi/article/9506.html
古いニュースですがこちらは何度かあげています。
https://note.com/ccmoconsulting/n/n680d43d4fdd2
このブログも太陽フレアに限らず、防衛防災の観点から、BCPについての情報発信もしています。
ご参考にしていただければ幸いです。
電磁シールド研究所
この記事が参加している募集
よろしければサポートおねがいします。 取材費、書籍購入費など研究費に使わせていただきます。