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【25Leaders】佐藤槙子さん(一般社団法人cotonari) CCJA2021

全国の地域社会に貢献する女性リーダーを称える「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(英語名称:Champion of Change Japan Award;略称CCJA)」5回目となる本年度の募集には、全国各地から203名もの応募が集まりました。一次審査を経て選出された25名のリーダーをご紹介します!

佐藤槙子(さとうまきこ)

一般社団法人cotonari 代表理事

大学卒業後、民間企業へ就職するも、多文化共生をテーマとしたNPOの立ち上げに参画したことがきっかけとなり、NPOを本業にするべく退社。以後、同団体の事務局長を務める。2013年に第一子を出産。子どもを預けないで働き続ける方法はないかと模索し、職場の理解のもと、子連れ出勤と在宅勤務を続けながら、主に「外国人の子どもと発達障がい」の課題と外国人母子支援に取り組んできた。2016年に第二子を出産、二児の母となる。自身のこれまでの経験をもとに、より直接的な支援の場として、2017年2月に一般社団法人cotonariを設立。5月より知立市にて児童発達支援事業&放課後等デイサービスをオープン。

活動をはじめたきっかけ

学生時代に留学したことをきっかけに、自分自身の生まれ育った地域で、地域課題となっていることに取り組みたいという想いを抱き、愛知県の地域課題の1つである多文化共生に関心を持ち、活動をスタートしました。

活動の成果

これまで述べ100人近くのお子さんに療育の場を提供してきました。また、その子どもたちの親御さんがいつでも相談できる環境づくりに努めてきました。その結果、子育てを抱え込むことなく、地域で子どもたちを育んでいく環境が広がりつつあります。

今後の目標

今後は、現在行っている福祉施設及び子育て応援拠点の運営を継続しながら、現状の制度内では支援の手が届かない人向けの第三の居場所づくりを進めていこうと考えています。また、将来的には障がいのある子や外国にルーツのある子など多様な背景を持つ子どもたちがともに学び遊び育み合う保育園の設立も目指しています。

コロナ禍の影響

運営している福祉施設(児童発達支援・放課後等デイサービス)では、マスクができない子どもが多い中、新型コロナウイルス感染症の発症・拡大を防止するため、パーテーションや消毒機器等を活用しながら運営を継続してきました。そのような中ですが、関係者にコロナ陽性が確認されると施設内での二次感染はなかったものの、施設の利用者が減り、売り上げも通常時より月50万円ほど減少しました。現在は引き続き、現場での感染症対策を行いながら、親御さん向けには感染症の拡大状況に左右されないオンラインでの学びの場づくり等を進めています。

第五回 チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞 表彰式
◆日程 2021年12月10日(金)19:00開始
・プレ・トークセッション:19:00~19:30
・表彰式:19:30~20:30
・アフター・トークセッション:20:30~21:00
◆アクセス YouTubeで生配信します。参加費無料。
◆参加視聴
表彰式のご視聴・ご取材をいただける際には、公式ホームページの事前登録フォームよりお申込みください。
事前登録を頂いた方に、配信先のURLをメールでご案内いたします。
https://forms.office.com/r/Z5mkS2uXSh

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