見出し画像

Telus international のオンラインアルバイト「動画品質チェックのお仕事」に応募した記録

はじめに


タイトルの通りですが、家計を助けるためのアルバイトとしてTelus international(以下テラス)の求人に応募しました。

いくつか困ったこともあったので、これから同じアルバイトに応募される方(特に英語にあまり自信がない僕のような方)の役にたてばと考え、以下に実際のフローや個人的な感想について書き残したいと思います。

あくまで2022年7月時点での内容で、今後内容に変化が生じる可能性が大いにあることはご留意ください。

また、募集されている仕事の内容によっても各所に違いがあるかと思いますので、その点もご了解いただければ幸いです。

フローについて

はじめのエントリーはIndeedからで「動画品質チェックのお仕事」という名前で募集されていました。

Youtubeなどの動画を見て陰謀論に赤点をつけて削除に追いやり、インターネットと人々の心の平穏を守る、正義の仕事だと思っていたので、その後受け取ったテラスからの連絡で"Internet Safety Evaluator"という名前に変わっていて驚きました。

履歴書提出まで

indeedでの応募から8日後にテラスからの連絡がありました。最初に専用のウェブサイトへのログイン方法の案内や、メールアドレス・名前の登録があります。

その後、大まかな住所などの登録(日本、中国地方とかそのレベル)と、英語での履歴書(レジュメ)の提出の2つを求められます。

どの程度のものが必要かわからなかったので、とりあえず学歴や資格情報があればよいだろうと考え、グーグルドキュメントのフォーマットをそのまま使って作成しました。

いったんグーグルアカウントの言語設定を英語にしてから「Resume」の欄を探すと色々と存在するので、お好きなもので問題ないと思います。
僕は、わびしい経歴でもスカスカになりにくそうだったModern Writerというフォーマットを使いました。

内容についてはかなり淡々と経歴を書きましたが、英語圏の方とコミュニケーションをとっていた話や、色々な分野に興味のあること(経済、科学、その他もろもろ)、AIにも興味があることなどを、大学で勉強してきたことに絡めつつ嘘にならない程度に無理やりこじつけ、自己PRという感じで付記しています。自己PRは全部で100ワードほどでした。

履歴書の提出と住所などの登録が済んだら、指定されたアドレスにメールを送って報告します。

テストまで

貧弱な履歴書の提出を報告するメールを送ってから4日でテストの案内がありました。案内を受けたときから9日後にテストをはじめます、とのこと。

そのほかさほど詳しいことは知らされず、カンニングをしてはダメとか、友達に解いてもらうのもダメ、というような念押しでした。ただ、このときテストではPCとスマホを両方使います、ブラウザはChrome限定ですというお知らせがあったので、この点は準備が必要な方もいるのかなと思います。

ちなみに僕はオンボロのMacBook Air(本当にボロボロ、バッテリーも瀕死)と画面の割れたiPhone8を使いましたが、Apple信者と判断されて落とされることはなかったです。

テスト第1弾

テストは第1弾と第2弾があり、合わせて1週間をかけて好きなタイミングで取り組むことができました。ただ、第1弾で落ちると第2弾の顔を拝むことはできないようです。

テスト開始と同時に、以下の3つが送られてきます。

・評価方法についてのマニュアル(すべて英語、A4くらいのイメージで200ページ弱)
・テストの解説動画2本のURL(パワポをめくりながら英語で解説)
・テスト会場のURL(第1弾、第2弾共通)

見ての通り、このタイミングでテストの内容について知るには動画を見るしかないので、ひと通り眺めたほうがよいと思います。リスニングに自信がなくても、動画をストップしつつパワポの字面を読むだけでだいたい内容はつかめるようになっていました。

肝心のマニュアルを開くと正直うんざりしますが、文章自体はあまり難しい単語も登場せず、なんとか読み進められる範囲かと思います(さまざまな非英語圏で同じマニュアルを使っていると考えれば、納得がいく感じです)。

ひと目見て、1週間でテストもやりつつマニュアルをしっかり読み込むのは自分には到底不可能だと直感したので思いきり飛ばし読みしました。その際以下の3点くらいを意識しました。

・とりあえず表やリストになっているところを確認
・サンプルは熟読
・マニュアルのハイライト箇所はあまり気にしない

テストはY・Nの2択形式で、1ページ12問ずつで合計120問(10ページ)解く必要があります。
1ページにつき持ち時間は30分なので、マニュアルを検索しつつでもかなり時間に余裕はありました(テスト中のマニュアル確認はOKだそうです)。感触としては70パーセントくらいは正解できたかなという気がしますが、フィードバックはなく正確な値はわかりません。

第2弾

第2弾のテストは7ページ、それぞれのページごとに1問ずつです。より実際の仕事内容に近い内容になっているみたいで、URLをひとつ提示され、それについて30分で評価をしていく必要があります。

テストはPCで行いますが、URLにはスマートフォンでアクセスするように指定があります。第1弾の結果とともに送られてくるメールでやり方を教えてもらえるので、しっかり確認をしておいたほうがよさそうです。

実際の評価では、テストのページにあるチェックボックスを埋めたうえで全体の評価を7段階くらいで行い、コメントを付記します。だいたい高い評価でいいかななど自分の判断が定まったら、マニュアルのサンプルについているコメントを参考にして(ほとんどマネでよかったです)、コメントを書き込んでいけば終了です。

例外的に、いくつかの項目で「そう考えた根拠となるURLがあれば(If possible)コピペして教えてください」という質問が出ることがあります。その際に「Not Found」と塩対応をしても問題なかったので、とにかく時間内に全てのチェック項目を埋め、コメントをしっかり書き込むのが吉だと思います。

これで試験は終了で、テスト終了の締め切りから24時間以内に結果のお知らせがあります(実際にはだいたい6時間くらいあとで採用連絡がありました)。

感想

Indeedで応募した段階でかなりしっかりとした要件の説明がありましたが、肝心なのは以下の2つかなと思います。

・英語の読み書きがさほど苦しくない
(苦痛でさえなければ、英語が得意でなくとも上手にDeeplを活用するだけで採用は突破できると思います)

・ある程度インターネットを使いなれている
(英語がよくできることより、インターネットで対象のウェブサイトの評判を調べたりするための、迅速なインターネットストーキング能力が試されている気がしました)

不満点としては、
・テスト前にマニュアルがもらえないので、準備ができない
・テストの各段階を終えても(第1弾なら120問終えても)、特に終了のお知らせなどはなく「今は解ける問題がありません」と表示されるだけなので不安
・「If possible」という書き方になっているのに、その欄を埋めないとテストを終えられない

などでしょうか。細々したことは色々ありましたが、大きく困るということもありませんでした。
したがって、テラス側に問い合わせなどは一度もしていません。もちろん不明点がある際の問い合わせ用メールアドレスは教えてくれるので、何かに困ったらそこに連絡するのがよいのではないかと思います。

最後に僕の英語能力について書いておきます。
・TOEIC 750点くらい(10年ほど前の得点)
・会話はできない(話すとルー大柴さんの感じ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?