真実
嘘だったのか…それとも本当だったのか…
嘘って何?
本当のことって何?
わたしが伝えた言葉は嘘だったのか?
嘘をついたことを考えてた。
嘘をつく状況。
子どももそうだけど、嘘をつかなきゃいけない心理。
そういう関係だったことに悲しい。
自分のことをあまり話さない。本当のことなんて伝わらないから…
そういう人間だったんだ。
それにも気づかせてくれた。
でも知らなくてもよかった。
表裏なくてかわいい女性を好むなら初めからわたしの瞳には惹かれないでしょ。
わたしは心の奥の方は見せなかったし、ずっとずっとポーカーフェイスだった。
笑っていても心でずっとずっと泣いてた。
まわりを心配させないように。
子どもが亡くなったとき、
わたしにかける言葉がなくて、友だちも、男友だちも、何も伝えてこなかった。
お祭りに顔を出したの。
ほんとに何も伝えてくれなかった。
かわいそうって眼差しをもらった。
それが辛くて、そのときからもっともっと心で泣かなきゃって思った。
まわりをこんな眼差しにしてしまってごめんって思った。
なるべくニッコリしなきゃって。
わたしが生きてきた道も知らずに、嘘つきって言って、信用できないって言って、
全部わたしには暴言だった。
何も経験してない、辛いときは親やまわりが絶対的に助けて可愛がってもらった女性のとこにいるじゃん。助けてって言える素直な人のそばにいるじゃん。
世の中には言えない人だっているよ。
わたしはだから、道に迷ってる人に話しかけられ、おばあちゃんやおじいちゃんに耳を傾けてきた。気づいてきた。
心はたぶんもう閉じかかってる。
返事ないとか…
あなたの行動が悲しすぎる。
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