見出し画像

春からはじめるアイリッシュ音楽♬

CCÉ Japanから、無料の音楽オンラインプログラムについてお知らせです。

なにか新しいことはじめたい

☘春はなにか新しいことをはじめるには絶好の季節!なのに、あいにく今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎月第一日曜に中野で開催している音楽クラスもしばらくお休みになりました。ごめんなさい。

そんな日本のみなさんに朗報です!自宅隔離が続くアイルランドのCCÉ 本部が、素晴らしい特別サイトを立ち上げてくれました。ぜひみなさんと共有させてください。数々の苦難の歴史を乗り越えてきたアイルランド。こんなときこそ、前向きにアイリッシュ魂を発揮してくれました!頼もしいです。

SCTって?

CCÉ では、音楽普及の取り組みの一つとして、SCTと呼ばれるアイルランド音楽の基礎知識と演奏技能を確認するための試験を実施しています。
1999年から実施され、これまでに延べ5万人以上が受験してきました。
ピアノのグレードテスト、英検、漢検といった試験がありますが、そのアイルランド伝統音楽版に相当する試験です。日本では、フェーレ・トーキョー開催中に実施してきましたが、残念ながら今年の試験は延期になってしまいました。

試験はさておき、日頃の練習の参考として、今後数週間にわたって、3つのレベル別にレッスン動画が配信されます。講師が短いフレーズごとに、ゆっくりと繰り返し演奏してくれ、とても丁寧でわかりやすい内容です。

こんな方にオススメです!

☘初心者の方!!イチオシです
☘中上級でレパートリーを増やしたい方
☘英語のリスニング(特にアイリッシュアクセント!)を鍛えたい方

多くの方に楽しんでいただけるプログラムです。演奏スキルだけでなく、英語力と音楽知識の両方を学べるチャンスです!

無料動画はこちらから↓

SCT(Scrúdú Ceol Tíre)
https://www.sctexams.com/

レベルはSCT試験のElementary 1-3、Grades 1-5、Grades 6-8の3段階に分かれています。楽譜は使わず、耳で聴きながらチューンを覚えるという学び方を自宅で気軽に体験できますよ。Grade6-8はあのオシーンが担当です!

スクリーンショット 0002-04-05 17.48.37

オシーンって?

Oisín Mac Diarmada オシーン・マクディアマダ (タイトルの上に写真)
現代アイルランドを代表するフィドラーの1人。伝統音楽の盛んなクレアに生まれスライゴーで育ち、幼少の頃よりフィドルを学びました。10歳の時に Fleadh Cheoil na hÉireann のジュニア部門で優勝。1999年にはシニア部門でも優勝し、オールアイルランドチャンピオンとなりました。
2001年よりバンド “TÉADA(テーダ)” のリーダーとしても活動するほか、音楽教師として後進の育成にも力を注いでいます。
フェーレ・トーキョーの音楽コンペ審査、レクチャー講師、コンサートでおなじみのオシーンは、Grade6-8をフィドルで担当。一般に演奏されないチューンタイプを紹介するとのことで、第一週は、Flingを教えてくれます。日本にいながらにして、オシーンのレッスンを受けることができるなんて、なんて贅沢なんでしょう。

セッションで弾いてみたい曲の仕込みに

試験なんてぜーんぜん興味ないけど、パブで他のミュージシャンと一緒に曲を弾いて楽しむ「セッション」にいつかは参加したいなと思いつつ「どんな曲を練習していいかわからない!」という方、下記のSCTシラバスURLをご参照ください。最後の章に掲載されているチューンリストは、スタンダードな曲が満載です。練習曲の参考としてお役立てくださいね。
もちろん、SCT試験にご関心のある方は、シラバスを熟読いただき、次回の試験にぜひ挑戦してみてください!各グレードに合格すると合格証が発行されます。

英語版シラバス

日本語翻訳訳版シラバス

 ☘ 今後も定期的に音楽情報をアップしていきますね。Happy practicing♬

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?