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20年ぶりに模型を作ったら妹に借りて読んでいた少女漫画を思い出した話

「俺に彼女を幸せにできるのか?」

みたいなこと、少女漫画に出てくる男性キャラはよく言ってたような気がするんですよね。妹に借りて読んでたやつですけど。あと『日出づる処の天子』の男性キャラは間違っても言わないと思いますけど。

現実にそういうテーマで悩んでる男性というのは自分も含めて見たことがないですが、模型の箱を開けるとほぼそれに準じた気持ちが湧いてきます。

カチッとしたきれいなモールドを見ると「これは下手な工作をする訳にはいかんな...俺にできるだろうか」という想いがやはりどうしても去来する訳です。

とはいえある程度気合入れて模型作っていたのは高校生までなので、もう20年はやってなかったんですよね。この10年ほどは子供が生まれたりしていろんな意味で怖かったですし(模型を壊されるというよりもいかにも部品を飲み込みそうで怖かった)、仕事もなんか加速度的に忙しくなっていったし。

それがいつの間にか子供も大きくなり、そろそろ何か趣味を再開しようかなーでも時間ねーしなーなどといいながらリビングの床に横臥していた矢先にコロナだった訳です。

プラモデルを再開するなら今をおいてないという天啓のようなものを受けてAmazonでキットを購入しました。

エモノは中国のグレートウォール製Su-35S。組んでみると非常に出来の良いキットで、塗装やら武装やらも含めて12日で一応完成。塗装の匂いが臭いと家族から不評を買いつつも、なんかこう「生きている」という実感を持てた二週間弱であったように思います。

あー、ええわこれ。というわけでトランペッターのSu-34とMiG-31買っちゃったんですけど、これをどう家族の目を盗んで搬入し、どのタイミングで「しれっ」と作り始めるかが目下の問題。

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