マガジンのカバー画像

メルマガ小泉悠と読む軍事大国ロシアの世界戦略

268
メールマガジン「小泉悠と読む軍事大国ロシアの世界戦略」の中から興味のある記事だけお手軽にどうぞ。毎週一回更新。定期購読はこちらから https://www.mag2.com/m/… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

第104号(2020年10月26日)中露軍事同盟の可能性、新START延長、ロシア軍削減論ほか

存在感を増す「軍事大国ロシア」を軍事アナリスト小泉悠とともに読み解くメールマガジンをお届けします。 定期購読はこちらからどうぞ。 【レビュー】中国との軍事同盟は「想像しうる」、新START延長支持…ヴァルダイ会議でのプーチン大統領発言を読む ロシア政府は毎年秋に「ヴァルダイ・ディスカッション・クラブ(通称ヴァルダイ会議)」と呼ばれる大掛かりな有識者会合を開催しています。日本からはロシア研究の第一人者の一人、下斗米伸夫・神奈川大学特別招聘教授や畔蒜泰助・笹川平和財団シニア・リ

有料
300

第103号(2020年10月19日) 国連北朝鮮専門家パネル報告書から見る北朝鮮の核・弾道ミサイル開発

存在感を増す「軍事大国ロシア」を軍事アナリスト小泉悠とともに読み解くメールマガジンをお届けします。 定期購読はこちらからどうぞ。 【レビュー】国連北朝鮮専門家パネル報告書から見る北朝鮮の核・弾道ミサイル開発 前回は10月10日の軍事パレードに登場した北朝鮮の新型ICBMを取り上げて北朝鮮の核戦略について考察しました。今回はその補助線として、国連安保理の北朝鮮専門家パネルが作成した報告書(日付は8月だが公表は9月末)の中から、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発に関する部分をレビュー

有料
300

第102号(2020年10月12日) 初登場の新型大陸間弾道ミサイルから考える北朝鮮流抑止戦略

存在感を増す「軍事大国ロシア」を軍事アナリスト小泉悠とともに読み解くメールマガジンをお届けします。 定期購読はこちらからどうぞ。 【インサイト】初登場の新型大陸間弾道ミサイルから考える北朝鮮流抑止戦略 10月10日、北朝鮮は朝鮮労働党創設75周年の大規模軍事パレードを執り行いました。なんと夜中の12時に初めて午前2時過ぎまでという異例のスケジュールです。通例ですとパレードは朝10時からということなので(ちなみにこれはロシアも同じで、もしかするとソ連時代の伝統がコピーされてい

有料
300

第101号(2020年10月3日) カラバフ紛争をめぐる国際関係と米露核軍縮の見通し

存在感を増す「軍事大国ロシア」を軍事アナリスト小泉悠とともに読み解くメールマガジンをお届けします。 定期購読はこちらからどうぞ。 【インサイト】アルメニアとアゼルジャンの板挟みになるロシア 9月27日、旧ソ連南部のアルメニアとアゼルバイジャンの間で大規模な戦闘が発生しました。  両国はナゴルノ・カラバフ地方の領有を争ってソ連末期から(つまりまだ同じ「国内」同士だった頃から)激しく対立し、戦闘や住民の虐殺・強制移住などが繰り返されてきたという歴史を持ちます。1994年にはロシ

有料
300