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C-C-B秘蔵映像①「ヨ~シいくぞ!」

80年代に録画して保存していたビデオテープを、カメラ屋さんにお願いしてDVDにダビングしてもらいました。
そこには懐かしのC-C-B秘蔵映像がたくさん!少しずつ紹介していきますね。

【ヨ~シいくぞ!】87年10月8日放送
この番組、全く記憶にありませんでした。
87年10月から88年1月まで、19時30分から30分間番組として毎週木曜日にTBS系列で放送されていたようです。その第1回目のゲストがC-C-Bでした。
(毎回ゲストが招かれたかは不明)
※詳細はウィキペディアに掲載されています。

番組設定をひとことでいうなら、芸能事務所を経営している山田さん一家で巻き起こる、ドタバタ劇のホームコメディみたいな感じです。

登場人物は、社長のパパ・太郎(吉幾三さん)、専業主婦のママ・花子(沢田亜矢子さん)、思春期真っ盛りの娘・邦子(立花理佐さん)、年の離れた妹・桃子と弟・隆夫。事務所マネージャーの二人、事務所に所属するタレントの吉永さゆりと高倉けんの二人です。
(このネーミングどうにかならなかったのかな)

邦子ちゃんが両親と対立したり、同居中の同世代タレントにちょっかいを出したりして、ドタバタ劇へと発展します。

立花理佐さんは「毎度おさわがせしますⅢ」にも出ていたんですね。
デビューが87年4月だそうで、この番組の主題歌「キミはどんとくらい」も担当しています。

「おさわがせします」からの流れなのか、パパとママのムーディーなシーンが何度も出てきたりします。パパの誘いはいつもママにはぐらかされるというパターン。こういうのも昭和っぽい光景ですね。

さて、本題に戻ります。

さゆりちゃんとけんくんとマネージャーさん二人と一緒に、C-C-Bも発声練習をはじめます。ピアノはもちろん田口さんです。

田口:「じゃあFのキーから」
一同:「あーあーあーあーあー」
(わざと外すマネージャー)

みんなの楽しそうな様子が気に入らない邦子ちゃんは、口に水を含んでガラガラうがいで発声練習のじゃまをします。

みんなで発声練習の風景

このあと、家族や夫婦のすったもんだがありますが、その間はストーリーと関係ないのでC-C-Bは出てきません。

さゆりちゃんと邦子ちゃんとの様子をのぞき見するところから再登場です。

渡:「おい、ちょっと見てみぃ!」
田:「いいよ~星なんか興味ないよ~」
渡:「違うんだって、いいから見てみぃー」
田:「あれさぁ、山田さんちに来てるさゆりちゃんじゃない?」
一同:「すっげー」「マジ?マジ?」

女の子のお部屋をのぞき見しているシーン(コラッ!)

笠:「おおーっ!マジマジ?」
米:「すっげー寝相」
笠:「お前もさ、けっこう人のこと言えないよ?」
米:「おれ?」

渡:「屁してるよアイツ!」
笠:「聞こえるかっつうの!!」
渡:「臭ぇっ!!」

「聞こえるわけないじゃん!」と笠くんにツッコまれる英樹さん

渡:「でもさぁ、寝相っつったらさぁ・・・」
(ここからイントロが流れはじめる)

「寝相といえばさぁ・・・」で英樹さんのトークが始まる

渡:「俺なんかさぁ、朝起きたらよぉ、廊下にTシャツとパンツだけで・・・ほとんどそのままの恰好で立ってた。それでさぁ・・・鍵なんて閉まってて・・・」

相づちを打つみんな

笠:「マジ?うそだぁ~」
(話す渡辺を遮るように田口が望遠鏡に手を伸ばす。続いて笠も・・・)

どうでもいい話だね、という感じで前に割り込む田口さん

ここで曲の始まり。
♪き・み・とー 原色しーたーいね

トークからの新曲披露(タイトル文字が昭和のアナログ感)

ちなみにこれは口パクで、たぶん演奏もしてない感じ。
なんだかとっても残念な感じが否めない。

しかもワンコーラスで彼らの映像も終わりで、曲はかかっているもののBGMのような扱いでフェイドアウトしていき、ドラマの場面へと戻ります。
彼らの出演もここまででした。

そして邦子ちゃんとさゆりちゃん、パパ・ママとのバトルはこの後も続きますが、ホームドラマっぽくほんわか感動的な感じでラストを迎えます。

・・・っと、こんな感じで番組は毎週続いていたのだと思いますが、これではゲストの扱いがあんまりだわね・・・(^_^;
30分番組だし、しょうがないんだけど。

この頃からなんとなくテレビ番組を含め、時代全体が変わりはじめていた感じはありますね。
この後、彼らもどんどん玄人っぽいバンドマンへと進み始めます。

以上、なつかしの映像でした!

【追記】
この番組のあとに「明治かるかったウエハー」のCMが入っていました。
たまたま撮れてたんだろうけど、ラッキーでしたね☆