ユッカ

わたしをしりたい備忘録

ユッカ

わたしをしりたい備忘録

最近の記事

はたらくこと

 休日。めずらしいことに7時に目が覚める。前日の夜に蓮茶を飲み、深く眠れるヒーリングミュージックをかけて寝た影響だろうか。  深夜帯の仕事をはじめてから、すっかり自律神経が死に絶え体調不良の連続だったが、コロナの影響で就業時間が短くなったことを機に、「自律神経復活キャンペーン」をはじめた。そう、蓮茶とか、ヒーリングミュージック…という、まあ悪あがきである。あと、キウイも食べたり。  「ヘルシーは好きなことを楽しみながら」というゼスプリ理念は精神衛生に本当に良い。最近は。ほ

    • 100円ショップでレンガ風の発泡スチロールと、木の板を買ってきて簡易的な棚をつくった。ユッカを飾る場所がほしくてつくってみたけど、最近読んでる本なんかも置いたりして、いい感じ。誰にも干渉されない、綿菓子みたいな甘い自由は頼りなくてすぐ溶けて、夕暮れに孤独の味が広がっていく。

      • 通勤。足を広げて座るサラリーマンとか女の子の前でかっこつけて大声でイキる大学生とか混んでいても頑なに荷物を座席に置く奥様とかが戻ってこられている。日常が戻ってきた:)なーんて笑えるか。なんで足広げるの普通に喋って荷物は膝に置いてください!と心でぐちる。あ〜あ、日常が戻ってきた。

        • 16のとき分校のグラウンドに寝そべって流星群を眺めた 惜しみなく流れる白い軌跡を見つけるたびに金金金など、真剣さのないお願いをたくさんして、ばかだねと笑いあった あの濃密で軽薄な匂いはもう嗅げない 惜しみなく手放してしまったわたしの夏たちはガラスの中で、今もどこかの夜を漂っている

        はたらくこと

        • 100円ショップでレンガ風の発泡スチロールと、木の板を買ってきて簡易的な棚をつくった。ユッカを飾る場所がほしくてつくってみたけど、最近読んでる本なんかも置いたりして、いい感じ。誰にも干渉されない、綿菓子みたいな甘い自由は頼りなくてすぐ溶けて、夕暮れに孤独の味が広がっていく。

        • 通勤。足を広げて座るサラリーマンとか女の子の前でかっこつけて大声でイキる大学生とか混んでいても頑なに荷物を座席に置く奥様とかが戻ってこられている。日常が戻ってきた:)なーんて笑えるか。なんで足広げるの普通に喋って荷物は膝に置いてください!と心でぐちる。あ〜あ、日常が戻ってきた。

        • 16のとき分校のグラウンドに寝そべって流星群を眺めた 惜しみなく流れる白い軌跡を見つけるたびに金金金など、真剣さのないお願いをたくさんして、ばかだねと笑いあった あの濃密で軽薄な匂いはもう嗅げない 惜しみなく手放してしまったわたしの夏たちはガラスの中で、今もどこかの夜を漂っている

          理不尽で不毛で、それで

           何かを伝えたいとかたくさんの人に読んでもらおうとか、そういう目的もなくただ自分のためだけに自分のことを書き連ねているだけの文章のうねりに一体何の意味があるのだろう、とnoteをひらくたびに思うけれどそれも不毛だな。大学の時の教授が「孤独だから人は文学を学ぶんです」と言っていた一言だけにずっと支えられている。当時学んだものたちはほとんど身体に残っていないけれど、その一言だけが強烈に刻まれ、とうとう孤独極まった今、誰のためでもない文章を並べている。不毛だな、人生。  結婚する

          理不尽で不毛で、それで

          呼吸

           平日の休み。朝は曇っていたけど、昼過ぎから日差しが出てくる。日焼け止めを適当に塗ったことを少し後悔しながら、花屋までの道を歩く。なんだか猛烈に生きているものをそばに置いておきたくなった。  その衝動は二日前ほどに生じて、キッカケといえるものも思いつかないくらい急なものだった。部屋に呼吸がほしい。毎日寝て起きてご飯を食べてだらだらと給付金をあてに買った美顔器をあてつつyoutubeを見て、「美意識高め〜」と思いきやチョコをつまんで寝転びどうぶつの森をやるだけの、せまいワンル

          雨降りでしんしんと頭が痛む。薬を飲んで出社。職場の空気はのぺっとしていて、わたしまでのぺっとしてくる。だんだん体調がよくなって、饒舌になる。調子のいい相槌を繰り返して、退勤。苦手な人からのお誘いにマスクの下で難しい顔をしたら、どこかにいったはずの痛みが頭の奥で小さく鳴った。

          雨降りでしんしんと頭が痛む。薬を飲んで出社。職場の空気はのぺっとしていて、わたしまでのぺっとしてくる。だんだん体調がよくなって、饒舌になる。調子のいい相槌を繰り返して、退勤。苦手な人からのお誘いにマスクの下で難しい顔をしたら、どこかにいったはずの痛みが頭の奥で小さく鳴った。

          きょうはずっと身体がだるくてねむくてしょうがなくて、ふわふわしていた。心が無防備に柔らかい状態だったから、テレビから流れる毒々しい極彩色を真正面から受け取ってしまって、疲れる。でもNHKでやっていたジブリコンサートはきらきらしていて、よかった。回復。ホッとアイマスクをつけて、寝る

          きょうはずっと身体がだるくてねむくてしょうがなくて、ふわふわしていた。心が無防備に柔らかい状態だったから、テレビから流れる毒々しい極彩色を真正面から受け取ってしまって、疲れる。でもNHKでやっていたジブリコンサートはきらきらしていて、よかった。回復。ホッとアイマスクをつけて、寝る

          単純

          一足早いセールで新しい洋服を買った。梅雨の合間の晴れた土曜日は、どこを歩いてもひと人ヒトで、1ヶ月前とはおおちがい。そもそもお店さえ、あいてなかったけど。その間たくさんネットショッピングにもお世話になったが、やっぱり実物をさわって、からだにあわせて、鏡を半分睨みながらウーンってうなる時間は楽しいな。吟味した結果がつまった紙袋をさげる自分はどこか誇らしげで、ささやかな重みがうれしい。ひとつ、ふたつと袋が増えて擦れてカサカサいうのさえ、うれしい。 家に帰って、どうぶつの森をして

          感受性の再生

          思うことも言いたいことも感じることもたくさんあるのに、外に発するのを恐れてためらっていたら、それらはどんどん色あせて新鮮さを失いわたしの中へと溜まっていく。忙しさを言い訳に見て見ぬふりしていたら、いつの間にかずいぶんとこころがずんぐりむっくりしてしまった。これを削いで研いでいったら何が出てくるのが知りたい。感受性の再生。 「自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ」 茨木のり子 詩集「自分の感受性ぐらい」

          感受性の再生