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会員制ラジオ番組うまいっしょクラブの思い出

 こんにちは。教育系キャリアコンサルタントのみのる(cc.くつひも)です。
 キャリアコンサルタントとして感じていること、考えていることを徒然と書き綴ります。stand.fmの音声配信と共にお楽しみください。
 今回のトピックは「好きだったラジオ番組」です。

1.会員制ラジオ番組うまいっしょクラブとは

 僕が中学生の時に好きだったラジオ番組があります。
 STVラジオ(札幌1440kHz)で放送されていた「会員制ラジオ番組うまいっしょクラブ」です。この番組は北海道ローカルのラジオ番組で、今ではSTVの大御所、アナウンサーの明石英一郎さんがパーソナリティを務めていました。通称「うまクラ」と呼ばれ、15分の番組でしたが、僕の周りでは、いつも「うまクラ」の話題で盛り上がっていました。僕の中では、全道の中高生が最も聞いていた人気番組だった、と思っています。

パーソナリティ:明石英一郎(STVアナウンサー)
アシスタント
初代:長谷ゆういち(漢字表記不明、通称 ハセさん。1987年 - 1989年)
2代目:安達祐子(1989年 - 1995年)
ディレクター:坪内弘樹
放送時期:1987年10月12日 - 1995年10月6日
放送時間:月曜 - 金曜 22:45 - 23:00 → 23:00 - 23:15
提供スポンサー:ハウス食品
番組名は同社がかつて北海道限定 → 全国区で発売したインスタントラーメン『うまいっしょ』に由来する。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2.うまクラと「僕らの」

 中学生の頃から、ラジオを聴き始めました。きっかけは、中学生1年生の時に読んだ宗田理さんの「僕らの七日間戦争」です。物語の中で中学生たちがFMラジオを使った解放区放送をするシーンがあり、中学生の僕にとって「僕らの七日間戦争」の中学生たちは憧れになりました。かっこいいし、正義感が強いし、そして、ラジオ放送もできるのです。「ラジオ」が、ちょこっと背伸びできるようなアイテムの感じがしました。
 ちなみに、「僕らの」シリーズは何度も読み返しましたし、今では僕の子どもも、好きな小説になりました。
 当時の札幌はFM局だと、NHKFM(札幌85.2MHz)と、Air-G’(エフエム北海道;札幌80.4MHz)の2局しかなく、大人向けの番組ばかり、と当時の僕は思っていましたので、AM波のSTVラジオとHBCラジオ(札幌1287kHz)の番組から面白そうなものを探してチューニングしていました。HBCラジオでは「ベストテンほっかいどう」を聴取していましたが、周りの友だちがSTVラジオの番組で盛り上がるようになり、次第に僕もSTVラジオばかりを聞くようになりました。

3.STVラジオの深夜番組帯

 うまいっしょクラブは、平日22時45分から23時まで、途中から放送時間が変わり23時から23時15分までの番組でした。
 日曜日に「うまクラスペシャル」という30分番組の放送があったり、公開収録があったり、「読めコラ」というコミュニティペーパーの発行があったり、ラジオのジングルに「アッと驚く為五郎」とか「変な女」とか強烈な曲が使われたり、「嵐の木曜ちょす曜日」(*註)や「ボツボ13(サーティン)」など番組のコーナー名もインパクトが大きかったり、中高生の僕らにとって、ハマる仕掛けがたくさん、たくさん、ありました。僕の友だちにもハガキ職人がいましたし、僕らの友だち関係に多大な影響を与えた番組でした。また、受験期になると「ガンガン頑張れ、受験生〜♪」というメロディ付きで始まる受験生応援CMが流れて、高校受験を頑張ろうという気持ちにもなりました。
 当時は、カセットテープに録音して何度も繰り返しウォークマンで聞き直していましたし、今もカセットテープを何本か残してあるので、還暦を過ぎたら聞き直そうかと思っています。本当に思い出深い、ラジオ番組でした。

(*註)ちょす、とは北海道の方言で、いじる、触る、の意。いじる、触るよりも、やわらかい表現。小馬鹿にするようなときには使わない。
(北海道出身のcc.くつひもの感覚より)

 ラジオにハマった中学生の頃、うまクラに続いて、「アタックヤング」、「オールナイトニッポン」と面白い深夜番組が続き、夜更かしができるようになりました。今の僕の睡眠時間は平均4~5時間くらいですが、中学生の頃のラジオ番組を聞いて鍛えられたからかもしれません。
「アタックヤング」もSTVラジオ制作の北海道ローカル番組で、土曜深夜に明石英一郎さんが担当されていました。僕がよく聞いていた頃は、月曜深夜は、STVアナウンサーの大御所のお一人でもある、木村洋二さんのアタックヤング、金曜深夜のKANさんのアタックヤングでした。

 現在、僕はRadio Talkとstand.FM で音声配信をしていますが、ライバーさんやトーカーさんの色々な声を聞くことも楽しんでいます。
 中学生の頃に憧れた、ラジオ放送が、形を変えてできるようになったことが感無量です。
 それでは、また。cc.くつひもでした。

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