車輪でボールを追いかけて 9

かのこさんのサイクルサッカー日記

【2019年12月23日】

インフルエンザにかかりました。年内最後の練習に出られないことが確定しているので、最後に覚えたことの話を。

急ブレーキをかけることについて。
ブレーキとは言うが、ブレーキというパーツそのもののついていない自転車にとって止まる方法は足を止めてペダルを動かすのをやめる、ただそれだけだ。
では、ここで言う急ブレーキとはどういうことか。
止めた足を進行方向とは逆に踏んで後輪を滑らせる。他の固定ギアの自転車でいうところのスキットというやつである。それを、細かくやる。バックを踏むのを素早く強く2回すれば制動距離は短くなるし、ギュッと一度だけ抵抗すればそれなりの距離を滑っていく。
コートが広く使えたので練習時間をフルに使い、ひたすらコートの端から端へ往復しながら、ブレーキをかける練習をする。
ペダルを後ろに踏むには、その瞬間に後ろに踏める角度にあることが大事。
身体の重心は前へ。
ただその2点を意識したら、2時間でちゃんとそれなりの形になった。
これは進歩と言えるのではないだろうか。
小さいことだが出来ることが増えるのは嬉しい。なんだかゲームを攻略するみたいで。
あとは、必要な時に必要な距離で止まってバイクをコントロール出来る状態まで持っていければいいのだ。それは練習あるのみだけど。

来年の今頃は、ゲームらしいゲームが出来るくらいになっているといいな。

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