DMMブックスで『オードリー・タン 自由への手紙』と『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』を読む
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
DMMブックスで「初回購入限定最大100冊70%オフクーポンプレゼントキャンペーン」が4月12日(月)まであり、25冊ほど買っていたのですが漫画を読んだ後は積んでいました。
2020年に発売された、『オードリー・タン 自由への手紙』と『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』の本を買っていたので、読んでみることに。
どちらも技術的な本ではなく、インタビューをまとめたものということもあって読みやすかったです。
コロナ禍で、いかにして国民へ平等にマスクを配布したのか。
30秒ごとに薬局の情報が更新されるマスクマップもすごいなと思いましたが、最先端のデジタルについていけない人を置いて行っては意味がないと、政府がどういった対応をとったのか等も書いてありました。
日本の人口1億2,536万人(総務省統計局)と、台湾の人口2,360万人(外務省のデータ)とではだいぶ異なる状況ではあり、少人数で出来たことが大人数だと出来ないということはよくありますが…。
そもそも台湾は、SARSでひどいめに遭ったという歴史があります。
その際に、「少数の人が高度な科学知識を知っているよりも、大多数が基本的な知識を持っている方が重要」ということに気づいたそうです。
政府がSARSの際の課題を検討して解決してきたというのもありますが、国民も「せっけんでウイルスは流せる」「水だけではウイルスは流せない」と知っていることが大事でした。
日本では当然、皆知っているのではないかなと思っていたのですが、コロナ禍でありながらも映画館、デパート、駅などのトイレでは、せっけんを使ってまで手を洗わない人を見かけることがあります。
指先だけちょちょっと水で濡らして、あとは髪をいじっておしまい。
コロナ前よりはそういう人が減ったようにも思いますが、これで感染者が減っていたら、必然ではなくラッキーなだけという気もします。
サイバーコネクトツーでは、「ハンカチを持参する」というルールがあり、トイレにはジェットタオルなどの設置はありません。
今までスタッフが感染を回避出来ているのは、感染しても無症状だったか、運だけでなく皆がきちんと手を洗っていたからという可能性もあります。
貼っても皆がやらないなら意味がなく、これをみて改めて「ちゃんと持っているし、手もせっけんで洗いましたよ」と実行しているという点が最も大事な部分だと思います。
読んでいて気付いたのですが、余白がとても少ないです。
これは、今回読んだ本に限らず、どの本もかなり詰められているように感じました。
もしかしたら『Kindle』などもそうなのか…!?と今や本は紙ではなくデータで買っている新里さんに聞いてみたところ、「設定で変更可能だし、読みやすいよ!」と見せてくださいました。
紙の本は手で持ったりする部分があるためか、上下左右に余白があることも多いので、盲点でした。
自分も、色々なアプリやタブレットで本を読んで比較してみたいと思います。
ニイザト
ヤマケイ