涙に込められた想い
こんにちは、まいけるです👩🏼⚾️
今回はわたしが高校生時代に経験した、
忘れられない出来事をお話しできればと思います💭
○あなた達が泣いては駄目
高校3年生の夏
贔屓にしていたチームの夏が終わったあの日
スタンドから精一杯の応援をしていたわたしに
ふいにかけられた言葉です。
わたしに声をかけたあの方は、きっと、
あの日、あのとき、たまたま同じスタンドに居合わせただけの方だったと思います。
あの方がどんな思いで、泣いているわたしにあの言葉をかけたのかは分かりません。
でもあのとき「 何も知らないくせに 」
そう強く思ったことは今でもはっきりと覚えています。
○JKの涙は悪?
選手ではない、わたし達『 ファン 』があの状況で泣いてはいけない理由って何なんでしょう。
これも有名なお話かなとは思いますが、
某お笑い芸人さんのコメントです。
選手以外の人間がスタンドで涙することに対して、これほどまでに酷評を受けるのは、正直なところ、心外ではあります。
なぜ心外か?それは、スタンドの涙にもいろいろな理由が存在するからです。
○何の涙か
わたしがあの日、スタンドで流した涙の意味は言うまでもありません。
世代交代がされた瞬間から
夏が終わるその瞬間まで
彼らの躍進を心の底から願い続けたチーム
2年秋までスタンドにいた子が、3年夏には背番号を貰い、球場に彼の名前が響き渡るあの感動。
世代交代以降、常にレギュラー陣としてチームを牽引した子が、夏前に怪我を負い、途中交代を余儀なくされる悔しさ。
怪我を指導者に隠しながら、怪我をかばいながら、決死の思いで最後の試合に臨む子もいた。
不動の4番、そう呼ばれながらも不調が続き、最後の試合では6番での起用。それでも、6点を追う9回、意地の3ランを魅せてくれた子もいた。
語り出したらキリがない。それほどまでに彼らに対する想いは強かったです。しかし、この想いも"語らなければ"人に伝えることは出来ません。
きっと、あの時スタンドで泣いていたわたしも、側から見れば『夏大にだけ現れるお涙頂戴JK』だったのかもしれません。
そして、内に秘めた涙の理由を抱えているのは、わたしだけではありません。元野球部マネージャーの友達は、自分のチームの夏が終わった瞬間を思い出して涙が溢れた。と言っていました。
涙の理由は涙の数だけ存在するのです。
○最後に
さて、長くなってしまいましたが、
誰かを想って涙を流せること
って、単純にとっても素敵なことですよね💭
同情だけの涙なんて。そう思われる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
ですが、全部が全部そうではないんだ、涙のひとつひとつにそれぞれ想いが込められているんだと、少しでも考えていただけるきっかけになればと思い、今回筆を取らせていただきました✍🏻🌱
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!では、また会う日まで🌱
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