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はやく脳内から消えてくれ


だから私は怖くて自分から切った
その選択は間違えてなかった
結果的に

その出来事で変わる関係性なんて
些細なちっぽけなものだった

あっさりと

突然に

だけども曖昧に

2人の関係は終わった

私は、今度は切られた側だった


ーーでも今はそれよりも

たくさん投げかけられた言葉が
忘れられなくて
なんだか刺さったままで
苦しくて

彼に私の生きてきた道を伝えて
朝まで泣きじゃくってた私の涙を
彼は絶えず拭いてくれてた
今まで生きてきた私に対して尊敬するって言葉は嘘ではないと思いたいけれど

彼の行動はなんだか違った

私の殆どを否定した
人格さえも

そんなんじゃ通用しない
生きづらいなら、賢くならないと

私は、絶句した
わたしをどうしたいの?

私、1人でいるのにもう疲れてたんだよ
押し潰されそうだったんだよ
身も心も
親にも頼れないんだよ
逆に毒に侵されるから

なんだか、まだ頑張れって言われてる気がした
だから、私自身が何とかするしかないんだって



あぁ、一人なんだと。
痛感した


寒い日に買ったほっともっとのお弁当
私は足先まで冷えてて先にお風呂で温まりたかった

そう言ったけど、彼の言葉があって
何も言えなくなった
先に食べることになり

食休みをとった後でお風呂に入ったつもりだったけど、ドライヤーで髪を乾かしてる時に彼の姿が見えて

なんだかよく分からない恐怖を感じたんだ
身体が強張るくらい

そこからお腹が痛くなり
気持ち悪くなって
トイレで吐いた
私はごめんって言うしかなくて

呼んだら背中を摩ってくれた

やっぱり、先に暖まっておけば良かった
自分の身体のことは自分が一番分かっているのに、そうしてあげられなかった。

彼は私を助けてくれた
それは分かってる
でも苦しい記憶がたくさん
残ってしまった



耐えられなかった
分かってる。
終わらせられた関係なら、
自分から連絡すべきじゃなかったことも

でも縋り付いてしまった
私の良くないところ

不安定な私に
吐口が限られてる私に

もう、付き合いきれない、と
最悪な形で連絡が取れなくなった

最期に、
せめて声だけでも聞きたかった
ちゃんと、曖昧じゃなく
振ってほしかった

それも無視された


所詮。
そんなもんか


私は誰かに寄りかかることを躊躇う
また、1人で強がる

結果。フラッシュバックするほどの
トラウマが植えついた

そう。
私といることでプラスにはならないし
人生を滅茶苦茶にしてしまう可能性がある
そう言われた私なんて
不要だ。

都合のいい身体の関係だけだった
としか私は思えない


苦しい記憶だけが消せればいいのに。


なんて考えては
また枕を濡らす

もういいよ。
早く脳内から消えてくれ

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