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ふとした言葉、なんでも

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私のなんでも思ったことや感じたことを書いています
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#ふと思ったこと

キズ

物の傷。 身体の傷。 心の傷。 目に見えるモノ   見えないモノ 他者から見て分かるモノ       分からないモノ 寄り添えるモノ 寄り添えないモノ 自分だけにしか分からないモノ 当人のみにしか分からないモノ 価値を付けるのはその人シダイ。 時を過ぎれば癒えるモノ。 修復したり治したり 買い替えれば使えるモノ。 心も買い替えられたら良いのに。 何度夜を迎えたら この傷は癒えるの? 自分が変えるモノ? どうしたら変われる? 時間が過ぎただけで解決できるの

離した手、繋ぐ手。

ひとり。 それは、心の臓に ひやりとしたモノをあてがわれるような感覚。 ふとした時に 握りつぶされてしまうのではないか 焦燥感 プレッシャー 社会的疎外 助けを求められる親族はいない。 自分にとっては足枷にしかならない。 血縁者に完全に身を任せて 頼ること、お願いすることを私は知らない。 何度も私は。 私から手を離した この先に何が起こるのかを案じて 特に相談もせずに 私から離した手。 浮気をされたがそれも飲み込まざるを得ず 私が自立してからも 他の異性

夏の終わりかけ

増えてきた枯れ葉 死骸に群がる蟻たち 川のせせらぎ 跳ねる魚 でも上流の壁には逆らえず何度も跳ねている 時々冷たい風がさらう 私も、連れてってよ 自然はいつだってそこにある 水の流れのように、 同じである時はない。 でも水は水であることだけは いつも一緒 誰だって どんな時だって 迎え入れてくれる 私も自然の一部に還れたらいいのに 余計な 複雑な 思考。思想。 解放されたいと希うのに。 それでもやっぱり。 細やかな幸せや ちょっとした悦びを 求