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精読か乱読か

 先日、YouTubeの英語多読の動画を見ました。黒坂岳央(たけを)という人の「英語多読1万語〜100万語読破の効果を紹介」というものです。参考になると同時に不安になりました。

 100万語、洋書10冊分を読むと人生が変わると述べておられますが、その前提として

 1)素材  論理的に書かれた英文を読む
 2)基礎力 文法・単語
 3)精読  あやふやな理解のまま乱読してはいけない

 という三つを挙げています。

 10冊以上読んだけど、まだそんな上級レベルに達しないボクは乱読だからダメなんだ。精読しなけりゃいけないのかぁ…大変そうだな、と不安になりました。これまでずっと、あやふやな理解のまま乱読していました。わからない単語が1ページに5個くらいあってもOK、わからない部分は飛ばして読もう、というやり方です。

 しかし、よく見るとこの人は一貫してビジネス指向、というか英語を道具として捉えているようです。道具として使えるレベルに、いかに早く到達するか。それには精読の多読をしなさい、となるようです。

 そういうことならボクはこれからも乱読でいいやと思いました。いわば、乱読が目的というか、やりたいことなのですから。英語の本を読むことが若い頃からのあこがれでした。最近ようやく、英語の読書が娯楽と言っても過言でないレベルになって喜んでいます。


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