BUJO手作り派へ
先日ご紹介した、BUJO(バレットジャーナル)の創始者、ライダー・キャロル氏のインタビュー動画「Ryder Carroll on The Bullet Journal Method | EXCLUSIVE | PlannerCon Europe 2019」の後半から、2箇所を紹介しましょう。
巷にあふれる「アーティスティックな」BUJOを、創始者としてどう見ているかを問われた部分です。20分くらいのところです。
So I think the short answer is I feel like artistic or minimal both are fine as long as people understand why they are doing what they are doing and also understand the foundation and fundamentals of Bullet Journaling.
If you choose to do it that way that is great, but that is not how you have to do it. and getting to a point where you can make that choice is the most important thing to me.
So I always say: start with the basics, try it for two or three months, so you understand how the pieces work together, and if you should choose to make it more elaborate then all means do it, but never feel because someone else’s Bullet Journal looks a certain way, yours needs to look that way. It needs to look the way you need it to look.
You don’t need to be a minimalist, you don’t need to be an artist. You need to be you.
The Bullet Journal needs to reflect who you are.
(CBOの意訳)
基本的な部分を理解したうえでなら、アートに凝るか、ミニマリストでいくか、どちらもありだと思います。大事なことは、あなた自身の選択です。
はじめの2か月か3か月は基本に従ってすすめ、各要素がどう連携しているかを良く理解してください。その後、必要ならアレンジするのは結構ですが、他の人のBUJOを見て真似するのはやめてください。
アーティストでもなくミニマリストでもなく、自分自身でいることが大事です。
キャロル氏は「アーティスティックな」BUJOに寛大のようです。偉いですね。ボクは、マインドフルネスの実践、言い換えれば執着(渇望)から離れるべきBUJOに、執着心の見本のようなものを書くのはどうかなと思います。
また最後に、好きなカレンダーアプリを聞かれて、Googleカレンダーと答えています。32分くらいのところです。
Yes. Google Calendar without fail, I use that with my Bullet Journal all the time, which surprises some people but for me it is always about finding the right tool for the job and I would be a hypocrite to say that technology is evil and we shouldn’t using it.
Like absolutely we should be using it but we should be using it to serve us and Google Calendar is a fantastic tool especially when you have to co-ordinate with a lot of people.
(CBOの意訳)
Googleカレンダーです。いつもBUJOと一緒に使っています。私がそう言うと驚かれる方もいらっしゃいます。テクノロジーを拒絶しているとでも思われるのでしょうか。
テクノロジーに使われてはいけませんが、良いものは使うべきです。
Googleカレンダーは特に、多数の人とスケジュールを調整するのに便利です。
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以下は蛇足です。ホリエモンのYouTube(ホリエモンを徹底深掘り…のはずが、大激論に!将来のビジョンは要らない!?)を見て考えたことを図にしました。ホリエモンは、自分を縛ることになるので将来のビジョン(目標)は要らないと言っています。自由ですね。
私的に対する「公的」というのは、複数の人が関わるという意味です。複数の人の関わることをしながら自由でいられるホリエモンは、「秘書」がいるのだろうと思いました。その当の秘書さんは、フランクリン手帳かそれに類するものを使って、ガッチリ管理しているのだと思います。
BUJOには公的なものは無いので、デジタル式のGoogleカレンダーやGoogleキープで補うという感じでしょうか。スケジュール管理やタスク管理の部分をBUJOのページに作り込んで対応しようとすると、自由からどんどん遠ざかってしまうと思います。
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