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ある疑問

 終戦の日にTVで天皇皇后両陛下を見て思い出したことを書きます。ある不合理というか、素朴な疑問です。

 男系男子とか女系とかの議論の話です。

 不合理だと思うのは、議論が熱心に交わされていること自体です。仮に、議論の末に国民の総意として男系男子で行こうと決めたとしても、ある日、今上陛下による史上4回目の玉音放送があって、愛子内親王殿下に譲位しますとなったらどうでしょう。そしてまた何年か後に、今度は史上5回目の玉音放送で、男子にせよ女子にせよ愛子さまの子に譲位しますとなったらどうでしょう。議論の意味はあるのでしょうか。

 万機公論に決すべしとはいえ、天皇家のことは天皇家がお決めになるのだと思います。

 というのもボクの理解では、平成天皇による史上3回目の玉音放送は、このことをお示しになったのだと思うからです。

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