CBDの摂取量を子供からお年寄りまで紹介!【CBD知識】
CBDマガジン編集部です!
今日は当編集部のカンナさんがCBDの摂取量について子供からお年寄りまでの情報を調べてまとめてくれたのでこちらでも紹介いたします!
今回は、
・CBDの摂取量はどれくらい?
・摂取量の目安はある?
・実際にお子さんに使っている事例はあるの?
についてお伝えしようと思います。
この記事では日本の情報だけでなく海外の事例なども参考にしています。
外国では、『てんかんの子供にCBDを使用して痙攣の発作が抑えられた』と言う記事もあります。
しかし、WHOではCBDの効果や安全性は認めていても、適正な摂取量の規定はないんです。
大量摂取してもお子さんやお年寄りには返って副作用が現れる可能性が高いので、ここはしっかり抑えておきたいところです。
CBDのお話がほんの少しでも何かの役に立てば幸いです。
※この記事は下記の記事が元になります
CBDの摂取量はどれくらい?
実際に、CBDはどれくらい摂取すれば効果が感じられるのでしょうか?
極端な例を話すると、1日に1500mg摂取しても安全であるという研究結果もありますが、CBD製品自体の価格が安いものではないので現実的な話ではないですね。
しかも、ある一定量を超えると反応が低下する場合があるので、取り過ぎても意味がないのです。
1日あたりのCBDの用量について、一般的にはこのように推奨されています。
体重20~39kgの場合:CBD量9~15mg
体重40~68kgの場合:CBD量12~18mg
体重69~108kgの場合:CBD量18~27mg
体重109kg以上:CBD量22.5~45mg
引用:https://cbd.co.jp/column/what-is-a-dropperful-of-cbd/
これは目安ですが、症状によって使用する量は変わってくるので、症状別にみてみましょう。
CBDの量が少なめでも効果が期待できる症状
・不眠
・頭痛
・気分障害
・吐き気
・ストレス
これらは、少しの量でも効果を発揮してくるので、まずは少量から始めましょう。
他の方のサイトに、『Medicinal Cannabis―Healing without the High』という本で書かれている、体重別、症状別の摂取量の目安の表がありましたので、参考にさせていただきます。
左側の縦軸の体重(kg)に対して、右側の横軸は1日あたりの総摂取量(mg)となります。
最初に始めるのがLEVEL1からです。
(画像参照:http://cbd-link.jp)
子供やお年寄りは?事例はあるの?
この表を見ると、体重10kgでも使用できますが、実際WHOは子供やお年寄りの使用の安全性を確立していません。
Nederlands tijdschrift voor geneeskunde 2019May03 Vol. 163の論文では、
小児におけるカンナビジオール油の使用大麻由来の化学物質であるカンナビジオール油(CBD油)の使用が増加しています。 CBDオイルはオランダで無料で入手できますが、その組成と品質は監視されていません。ただし、薬剤師が準備した代替オイルは、より高価で入手が困難です。子供のCBDオイル使用の一般的な理由には、衝動的な行動、かゆみ、てんかん、ストレス、痛み、睡眠障害などがあります。しかし、その有効性の証拠は乏しく、主にてんかんの発作を減らす油の有効性に焦点を当てています。既知の副作用は、嘔吐、下痢、発熱、眠気、および肝機能検査の異常な結果です。 CBDオイルを使用している可能性のある若い患者に出会う医療専門家に、疑わしい品質と潜在的な副作用と相互作用について話し合うことをお勧めします。患者の理解が不十分な発熱、下痢、嘔吐または眠気が現れた場合、CBDオイルの副作用を考慮する必要があります。最後に、CBDは、精神活性作用を持つ大麻由来の化学物質であるdelta-THCと区別する必要があり、その使用は子供には推奨されません。
とあるように、てんかん発作以外の有用性は証拠も乏しいそうです。
しかし、実際自閉症の子供に使用して言葉を発するようになったという事例もあります。
また、海外では病気で苦しむ子供に対し利用していることを下記のような動画として発信し、話題にもなっているようです。
さらにナショナルジオグラフィックで紹介されたのは、実際にてんかんの少女にCBDを使用した例を紹介しています。
「CWボタニカルズ社の対応は実に誠実でした。私は、CBDオイルに賭けてみようと決心しました。もちろん子どもにマリファナを与えることに不安はありましたが、私たちには他に方法がなかったのです。効果はハッキリと現れました。CBDオイルを服用した当日から、エミリーの発作回数が半分に減ったのです。CBDとTHCの含有量比率が28:1なので、娘がいわゆるハイになることもありませんでした」
エミリーちゃんは以来、CBDオイルを1回100mg、1日3、4回の割合で服用し続けている。12歳になった今では、発作の回数も週に1回程度にまで減ったし、通学もできるようになった(小学2年生程度の授業に参加)。
引用:ナショナルジオグラフィック
この事例を見ると、実際に効果が現れている医療大麻ですが、日本ではまだ認められていません。
詳しくは下記の記事にまとめています!
※【ペットのてんかん】CBDオイルの効果や事例!口コミも!
※【てんかん】CBDオイルの効果や事例!口コミも!
話を戻しまして、気を付けたいのは、それらは、医師の監視のもと行われたということです。
素人が勝手に判断して使用したわけではないのです。
ですので、子供やお年寄りに使用する際には、医師などに相談し、適正な量を考える必要があるでしょう。
まとめ
今回の記事では
・CBDの摂取量はどれくらい?
・摂取量の目安はある?
・実際にお子さんに使っている事例はあるの?
についてお伝えしました。
冒頭でも述べたように、効果にも個人差が出やすいもので、世界保健機構WHOで安全性が認められているところはあっても、適正な摂取量の規定は定められていません。
子供やお年寄りは使用量の計算が難しいです。
副作用がどれくらい現れるかも想像ができないため、いざという時に相談できる医師がいた方がいいです。
そのためにも、医師に相談して使用を決めた方がいいでしょう。
日本ではなかなかCBDに理解ある医師は少ないかもしれませんが、いないことはないです。
医師に相談し、使用量を決める方が安全でしょう。
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