多様性

日本では多様性を作るのも維持するのも
無理だと思う。
だって先ず、日本人がそれを望んでいない。

そしてまた、日本人の思う多様性とは
取り敢えず外人とかLGBTQ+の人が居て
でも、
外人は完璧な日本語を話す必要があるし
LGBTQ+の人達は個性的な出で立ちで、強い
キャラでなくてはならない。
そしてどちらも、現状の、現行の日本に
完璧に馴染んでいる必要がある。
これは多様性を迎え、日本が良い変化を起こすのとは正反対のもので、
多様性を無くすのが目的。
違うものを平らにして、日本化するのだ。
すっかり日本化した外人をテレビに映し出し
日本語圏を出ない。
日本のTV番組に来て通訳が付き、母国語(英語やフランス語)を話していいのは、ディカプリオやスカーレット・ヨハンソンの様な超スターだけである。



人類の歴史の中で、
ホモ・サピエンス・サピエンス
を発展存続させてきたのは、
想像力と、言語と多様性だ。

だから、冷静に考えれば
多様性は国にも社会にも、会社にも近所にも
有ったほうが良いことなのだけど、
人間の脳は
新しいものを警戒するようにできている。
そこを理解して認知を変える事が
できるかどうか。
そこが発展と衰退の分かれ目だ。

環境難民や移民は今後少しづつ
でも確実に増えるだろうから
(人の流入は何をしても止められないので)ナチス的な思想が日本人の中に広がるリスクはこれまで以上に高い。元々素質あるし。

技能実習生の現場では、外国人の奴隷化が
日常となったし、
日本人さえ社畜なのだから、
システムは出来ているので
あとはスライド式に行くだけだ。

今のところ、衰退への道へ舵をきっている
日本。認知の切り替えは出来てい無い。
そして出来そうにないというのが私の予想。

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