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売れやすい商品写真とは?

「綺麗な写真を撮ってハンドメイドマーケットに出品してみたけれど、なかなか売り上げに繋がらない……」とお悩みの方もたくさんいらっしゃいますよね。写真としてはとても素敵でも、お客様の「買いたい!」という心理に響いていない可能性があります。本記事では、お客様に「買いたい!」と思っていただけるような商品写真のコツについてお伝えいたします。

背景がスッキリしている

まず大前提として、商品写真の背景に不要なものは写りこんでいませんか?
また、小物にこだわり過ぎて、作品が目立たない写真になっていることも。

おすすめなのは、シンプルな白背景。
白やクリアなどの透明感のある作品は、暗い色を背景にしてあげると、より透明感が際立ちます。

布や紙など、身近にあるもので問題ありません。色画用紙や模造紙などを使用されている方も多くお見かけします。
シンプルな背景を選び、作品をメインにした構図で撮影してみましょう。

使用したときのイメージが湧きやすい


あなたがインターネットで何かを購入するとき、どんな写真を見ると「買いたい!」という気持ちになりますか?
お客様の立場になってみることで、実際のお客様の購買心理が理解できると思います。
自分が売り手の立場になると忘れてしまいがちなので、一度お客様目線になって、じっくり考えてみましょう。

私は、「この商品を購入すると、あなたの生活にこんな風にご使用いただけます!」という使用例を提示してあげることが重要だと考えています。

極端な例ですが、テレビ通販を思い出してみてください。
「このバッグ、とても素敵なんです!」と言うだけでは、視聴者の購買心理に響きません。

実際にタレントの皆様がスタジオで持ってみたり、通勤やおでかけでのコーディネートを見せてくれますよね。「持ち手にストールなんて巻いてみても素敵じゃない?」とアレンジ方法まで提示してくれます。
「ポケットもたくさんついていて、収納もすごいわ!」と、バッグの中までしっかり見せ、水筒やA4サイズの書類を入れてみたり、ファスナーポケットに財布や鍵を入れてみたり……。
「私だったら、こんな服に合わせたいな」「私だったら、こうやって使いたいな」と、お客様の『実際にその商品を使用している自分』をイメージさせることが重要です。

ハンドメイド作品に置き換えて考えてみましょう。

スマホケースを制作しているのであれば、実際にスマホをセットして手に持っている写真があるといいでしょう。また、バッグから取り出しているところ、テーブルの上にコーヒーなどと一緒に写し、日常を再現してあげると、実際に使用したときのイメージが湧きやすいと思います。
アクセサリーを制作しているのであれば、実際に着用している画像があるといいですね。

ご自身やご家族、ご友人にモデルになっていただくのが難しい場合は、

  • SNSなどでモニター企画を開催し、着用写真の掲載許可をいただく

  • クラウドワークスなどでモデルを募集し、報酬を支払う

という方法もあります。

また、『着画作成キット』という、実寸大のモデル写真を使用したパネルも販売されています。日常からフォーマルまで幅広い雰囲気の写真があり、撮影のために和服やフォーマルドレスを着る必要もありません。実際に着用しないので、衛生面から見てもおすすめです。

実際の使用例を取り入れ、商品写真の中にストーリー性を持たせてあげると、お客様の「買いたい!」という心に響きやすい写真になります。
ファッション雑誌によくある『コーディネート着回しスナップ』を撮影するような感覚で撮ってみると、うまく感覚を掴めるかもしれません。

小物を上手く使い、世界観が伝わる


あくまでもメインは作品で、世界観を演出する程度に小物を取り入れてみましょう。

少女のような可愛らしさを演出するのであれば、お花やレース、リボンなど。
透明感のある女性らしさを演出するのであれば、グラスやお皿などを取り入れているのも、よくお見かけしますよね。

また、食品モチーフの作品では、スキレットやカットボードなど、本物と合わせた写真もユニークで素敵です。

目線が作品に向くように、小物を使い過ぎないことがポイント!
あなたの作品の世界観に合わせて取り入れてみてくださいね。

まとめ

お客様に「買いたい!」と思っていただけるような商品写真のコツについてお伝えいたしました。
背景はシンプルに、小物で世界観を演出し、実際の使用例でお客様の「私だったらこう使いたい」という気持ちを引き出す写真を撮影することが大切です。
素敵な写真が撮影出来たら、SNSにもアップしてみましょう。CAT+v公式アカウントでもご紹介させていただけますと嬉しいです!ご紹介してもいいよ~という方は、各SNSのDMやコメントにてお気軽にご連絡くださいませ。

それではまた別の記事でお会いできますと幸いです。

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