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春蒔きクリスマスローズの鉢増しとおはぎの話

【字起こし編(抜粋)】
*植物の写真は私のアルバム内で見つけ次第順次追加掲載していきます。
*字起こし編は毎回はできませんが、写真と共にできる限り更新します。


春蒔きクリスマスローズの鉢増し

ここ数日は気温が上がるといっても
朝夕はとても涼しく気持ちのいい日が続いていますね。

昼も思ったほど暑くないので、
日中でも庭に出ることができるようになりました。

秋分の9月23日を過ぎてから
昼よりも夜が長くなっていきます。

春分・秋分は昼と夜が半分                  


夕方17時を過ぎると一気に薄暗くなるので
早めに片付ける段取りをしておかないと
真っ暗になってしまいます。

夏のサボり癖が まだ抜けないので
時間がある日も
庭に出るまでの心の準備がなかなかできずに
ぐずぐずしているんですけどね・・・

昨日は午後、時間ができたので
春に蒔いたクリスマスローズ(ヘレボルス)の鉢増しをしました。

春蒔きのクリスマスローズ(ヘレボルス) 2023.9


10粒蒔いて8株の苗が育ってくれました。

そのうち5株は原種ニゲル

原種ヘレボレス ニゲル 2023.2


3株が黒のシングルに黒のダブルを掛けて交配したものです。

交配したヘレボルス 黒シングル ♀ 2023.2 


交配したヘレボルス 黒ダブル ♂ 2023.2


朝日の当たる木陰で育てたのですが、
原種ニゲルはとても元気で
小さいですが、葉を何枚か伸ばしています。

原種ヘレボルスニゲルの鉢増しした苗 2023.9


交配したものは、5粒蒔いて2鉢は出てきませんでした。
交配株はニゲルと比べるとまだ小さく華奢な感じです。

ヘレボルスの交配した苗 2023.9


でもね、漆黒の黒
どんな花が咲くのか今から楽しみなんです。
今年は咲かないな〜きっと

植え替えに使用した鉢は
スリット鉢のロングタイプ容量1.3L 
一番小さなロングタイプになります。

スリットポットロングタイプ1.3L   2023.9


スリット鉢を使用する時に気をつけていることは
成長に応じて鉢替えする点です。

スリット鉢は鉢底から側面にスリットが入っていて
土の中に水の道を作ってくれるので、根が誘導されて
張りやすいのがいい点です。
ただ、鉢の容量以上に成長し過ぎると根がスリットから
出てきてしまうので
その前に鉢増しをしなければなりません。

花苗がポットいっぱいに根が回っている状況に
遭遇することがありますが、
それはしっかり成長している証拠なのだそうです。


もちろん大きな鉢に移し替えてあげないと
行き場を失ってしまいますから
植え替えが必要になりますね。

スリット鉢の利点を生かしてこまめに鉢増
丈夫な根を作ります。


今回の鉢増しの土は
赤玉3
鹿沼2
自宅再生土2
腐葉土2
パーライト1
くらいの割合で作っています。

鉢増し用に配合した土 2023.9

水はけの良さと保湿性を意識して配合しています。

⚠️土は地域の環境によってよく育つ土質が微妙に異なるようですので
   私の配合はあくまでも参考程度になさってください😊


植え替えの時に根の状態を確認しましたが、
地上部と同じか地上部以上にしっかりした根が張っていました。

地上部と同じくらいに成長した根 2023.9


ラベルに鉢増しした日付と品種を書いてそれぞれのポットに
刺しておきました。

鉢増しの日付・品種を書いたラベル付け 2023.9

置き場は木陰で風通しのよい所に高台を置いてその上に置きました。
しばらくはこまめに観察します。

木陰の高台の上のセルトレーに乗せた様子 2023.9 

来月にはクリスマスローズの秋の種蒔きシーズンに突入します。
かなりの量の種を蒔くので
どこに置いて管理するかが当面の課題です。

交配して種を結んだクリスマスローズ(ヘレボルス)の採取 2023.4
交配別に分けて土中と冷蔵で管理 2023.4


どれくらいの量になるかは怖くていえません。😱

みなさんの種蒔き経過も教えてくださると嬉しいです。


お萩

9月20日から昨日の26日までは秋の彼岸でした。

高野山 2016.9


彼岸は春にもありますから、
秋の彼岸は 
「後の彼岸」
とも云われています。

彼岸は川向こう、彼方の岸 を意味することばですから
あちら側の世界 仏の世界を表します。

それに対して此岸ということばがあります。
これは現世、今の世界を表します。

彼岸は、先祖の霊を供養し、墓参りをして
お萩や、のりまきなどを作って仏壇に備える行事ですが、

本来はこの7日間
彼岸会(ひがんえ)という仏教行事が行われていました。

お彼岸の真ん中の日、
お中日は春分、秋分に当たり昼と夜が同じ長さになります。

仏教の世界で大切にされている
「中道の精神」
が感じられるとも云われます。


さて、
お供えのお萩ですが、
これは 「萩の餅」の略で

春の彼岸は牡丹が咲く頃ということで 
牡丹餅

牡丹の花


秋の彼岸は萩が咲く頃ということで 
お萩

秋風に揺れる萩の枝 2023.9
萩の花


と呼ばれるようになりました。


秋は小豆を収穫したてということもあり、
風味豊かな
粒あんが使われるのに対し、

秋の小豆を炊いている様子 2022.9


春は収穫から時間が経過しているので、
小豆の皮を取り除いた濾餡を使うのだそうです。

古来より小豆の赤い色は魔除け、
邪気を祓う色
とされていたのも

お萩の誕生の源になっているのかもしれませんね。

皆さんは粒餡と漉餡、どちらがお好みでしょうか。

ちなみに私は漉餡が好きなので
春も秋も漉餡で作ります。

我が家のお萩 餡は上から金胡麻・抹茶・黒胡麻・白餡・きなこ 

本日のお話はここまでとさせていただきます。


お便りのご紹介とお知らせ

お便りのご紹介をさせていただきます。


🌹みほさま
「秋の種蒔きと渡る野鳥たち」に頂いたお便りです。

  ローズさんこんにちは😊💓
  種蒔き、楽しみですね。
  私はすっかり出遅れてしまい、
  結局ドタバタと一気に撒いてしまいそうです😂

  ローズさんは土壌酸度計を持っていらっしゃいますか?
  私はそろそろ購入してみようかな?と思っているのですが、
  どこのを買おうかちょっと迷っています😂💦
  もしお使いでしたら、教えて頂けますと幸いです❤️❤️
  これからもラジオ楽しみにしています!



🌹ファビュラスさま
「秋のボーダー花壇と秋の浜」に頂いたお便りです。

Cat Rose 「Cat rosesの庭より」さま
フォロー&すきありがとうございます。
またよろしくお願いします。
すごい.ᐟ.ᐟ
キレイにされてて✨
枯れちゃったのは残念ですが…
海も近くにあるんですね💕︎
めっちゃいいですねぇ♡♡


ユメカ(Yumeka .yy)さま
「夏の庭作業の反省と名月」に頂いたお便りです。

こんにちは。
今年の夏は異様な暑さでしたね。
レンゲショウマさんは来年は咲いてくれるといいですね。

うちもこの夏は色々と枯れてしまいました。
植えっぱなしで3年ほど綺麗な花を見せてくれた
エキナセアも逝ってしまった模様・・・
野菜類も暑すぎてあまり上手くできませんでした。
ナスは石ナスかボケナス、
パプリカは綺麗な実ができませんでした><
来年の夏は「お手入れなしでも生き残る庭」
を私も目指そうと思います。

Cat Roseさんのおっしゃるミストと土づくり、いいですね。
この秋冬、土づくりを頑張ってみます!

そろそろお庭のリスタートをしなきゃ、
と思っているのですが、何から手を付ければよいのやら・・・
と呆然としているところです。

中秋の名月、もうすぐですね。
お月様見るの大好きなので、
お天気に恵まれて静かにお月見できるといいなぁ。

Voicyでも配信されているのですね。
お声を聴くと、なんだか心が穏やかになります。
いつも素敵な配信、ありがとうございます^^

みほさん、ファビュラスさん、ユメカさん いつもありがとうございます。

ーお便りの返信メッセージは音声ラジオ内でお聴きいただけます😊ー

お聞きいただた感想や、アイディア、体験談など
リスナーの皆様からのコメントやお便りもお待ちしております。

そして、
ちょうだいしたお便りは
次週のラジオ内でご紹介、
そしてお名前は概要欄でご紹介させていただいております。
もちろん匿名でも大丈夫ですよ。
たくさんの皆様からの日々のあれこれ
お気軽にお待ちしておりますね。

今回の放送した内容は後日字起こし、写真添付をして
noteにて公開させていただきます。

字起こし版をご覧になりたい方は
放送概要欄のURLからどうぞ。

放送後、字起こし版掲載までは1〜2日間のタイムラグ
があります。

お知らせです。
漸くガーデニング動画をyouTubeで更新致しました。
ご覧いただき、気に入っていただけましたら嬉しいです。

次回の放送は、

10月4日  水曜日とさせていただきます

またお聞きいただければ嬉しいです。

最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。

今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。

cat rosesの庭より
cat roseでした


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