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夏を乗り切るために今しておくこと

昨年の夏の暑さと植物


本来ならばまだ春浅しといった時節で
寒さに怯みながら 
庭の作業を進めている頃ですが
温かいですね。

クレマチスの新葉が出始めている 2023.1


作業をするには申し分ありませんが、
この先の季節が心配になります。

天気予報で寒い日と言われても
10度を超えていると
私には温かさの方が優って感じます。

夏が恐ろしい。

昨年も暑くて外の作業はあまりできない
危険な気温の日が続きましたね。

8月末の暑すぎる庭 2023.8

私の庭には、山野草のエリアがあるので
5月の連休明け頃から遮光をかけ始めます。

昨年もかけましたが、
夏に咲くレンゲショウマという花が
全て蕾のままで落ちてしまいました。

暑さで枯れてしまうレンゲショウマの蕾 2023.8

所属している山野草の会の先輩方にも
伺ってみましたが
皆さん同じような状況だったそうです。

こんなことは初めてです。
葉は かろうじて秋まで保たせましたので
株自体は生存していると思います。


春にできる夏の暑さ対策


夏に花が咲かなかったり
痛んでダメになったてしまった要因は

「暑さ」 ですが、
植物にとって最も過酷だったのは、
地温が下がらなかったことだと思っています。

山野草に限らず、植物全般で
地温が下がらないのは
根がサウナ状態になってしまうのですから
致命的です。

昨年までは、
山野草はほぼ、地植えで育てていたのですが

この春に、芽を吹いたものから順番に鉢上げをしています。

山野草の鉢上げ 2024.2


山野草に限らず、
他の植物も暑さに弱いものはなるべくポットに上げる。

苗の植え付けも
ポットや発泡スチロールのトロ箱に植え、
鉢や箱ごと花壇に植え付けるようにしています。

例え花壇に植え込まなくても
鉢で育てていれば、日陰に移動することも容易いですよね。

*土壌内の気相(空気が動く道)が十分に確保できる土
*保湿は保てるが蒸れないような土の層を作る工夫をする

今年は何とか、地温の上昇を防いでいこうと思っています。

私の庭のある地域は
2月に入ってから昨日までの最高気温の平均は
11.5度くらい、最低気温は3.3度くらいでした。

2月全体では平均気温はもっと高いでしょうね。

まだ全て掘り上げてはおりませんが、
花壇を手直ししつつ、2月中に終わらせておこうと思います。

日差しが強くなる頃には、
遮光70%くらいの場所も庭の一角に作って
トレイに水苔を敷いて底水をして鉢を置いてみようかとも
考えています。

厳しい暑さの中での作業は
極力軽減したいですよね。

皆さんの植物を暑さから守る対策も
是非教えてくださいませ。

春を楽しんできました


先日南房総の千倉のお花畑に行ってまいりました。

海を望むお花畑 2024.2


ストックや、アザミがそれは美しく咲いていて
爽やかな春の香りに満ちておりました。

ストックが花盛り 2024.2
花の香りに包まれて 2024.2

水平線にはポンポン船が浮かんでいて
潮風に吹かれて揺れる色とりどりの春の花たち

私はパパさんと
まだ蕾のポピーを60本くらい摘んできました。

ポピー摘み 2024.2


玄関の大きな花入の中で
今、次々と開き始めています。

目が合う度に
顔が綻びます。

お花って良いですね。

記念に一枚 2024.2

本日も最後までお聞きいただきまして
ありがとうございます。

皆様どうぞ
素敵な週末をお過ごしくださいませ。

cat rosesの庭より
cat roseでした

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