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見つけたら育てたくなる山野草と行く春
園芸店で見つけたら育てたくなる山野草
お天気がコロコロと変わる春の日。
晩春の季節は、毎年雨が多いですね。
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そんな中で
我が家の庭では
春の山野草たちが咲き始めました。
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園芸品種とは違い
華やかさこそありませんが
粗相として潔く
可憐でありながら
凛とした強さを感じます。
そんな山野草についてのお話です。
山野草ってどんな植物
山野草というと
育てるのが難しそうという
印象がありますが、
実はそうでもありません。
山野草は、山間部や里山に自生する植物なので
自然の過酷な環境で
生育できるものが多いわけです。
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最近は気温の上昇が原因で
植物が枯れ込んでしまうことが多いですが、
それは山野草に限ったことではありませんよね。
春に咲く山野草であれば
そこまで気を配らなくても
花を付けてくれます。
早春に芽を吹く光景は
土を力強く持ち上げて
一気に出てくる感じです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1712675772209-A9P72kRU0O.png?width=1200)
花が終わる頃から
日差しが強くなり始めますから
木陰に移すか、
明るい日陰に置いて
管理します。
![](https://assets.st-note.com/img/1712676376178-p7pG1rJJX4.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1712676375020-Q0gi1SXn6r.png?width=1200)
徐々に地上部は枯れますが
地下茎は生きていますので
そのまま涼しめの場所で管理すると
来年も芽を吹いてくれる確率があります。
また、翌年に出て来なくても
その次の年に出ることもあります。
育てやすい春の山野草
条件をあまり選ばすに
咲いてくれる山野草で
最近は園芸店でも見かけるようになったものを
4種類ご紹介します。
①ハゴロモキンポウゲ
科属 :キンポウゲ科 キンポウゲ属
多年草
自生地:北アフリカの山間部に自生する高山植物
花形状:6枚の花弁は白地に
少しピンクがかっており
清々しい印象を受けます。
栽培 :春は日当たりを好み
花が終わったら日陰に置いて管理します。
夏は地上部は枯れます。
草丈 :10~15cm
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②タツナミソウ
科属 :シソ科 タツナミソウ属
多年草
自生地:北海道を除く日本の丘陵地で見られます。
花形状:シソ科によく見られるような
筒部が長く先端が唇上に開きます。
色は紫や白、ピンクなどがあります。
栽培 :増えやすく、暑さにも比較的強く
日陰でもよく育ちます。
草丈 :10~30cm
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③ウラシマソウ
科属 :サトイモ科 テンナンショウ属
多年草球根
自生地:日本各地
花形状:仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる
苞から浦島太郎が釣り糸を垂れている
ように見えることから浦島草と
呼ばれるようになりました。
テンナンショウの仲間には雪餅草や、
以前お話しした舞鶴テンナンショウなどがあり、
大変個性的で不思議な花を付けます。
葉形は、三つ葉の葉を
巨大化させたような形をしています。
栽培 :植物の中では印象的な特徴を持っていますが、
育てやすく、ほぼ、ほったらかし状態で育ちます。
日向でも日陰でも育ちますが、
蒸れないように気をつけます。
草丈 :30~40cm
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④タツタソウ
科属 :メギ科 タツタソウ属
多年草
自生地:東アジア
花形状:赤みを帯びた美しい葉と
薄い青と紫を混ぜたような
一重の花を付けます。
栽培 :夏まで葉を維持できれば
晩秋には地際に芽を吹きます。
毎年大きな株になり群生すると見事です。
春は日向で育て、花が終わったら
日陰や木陰に移して
葉の美しさを楽しめる山野草です。
草丈 :20cm
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園芸店を訪ねる際に、
もし出会うことがありましたら、
是非お育てになってみては如何でしょうか。
皆様と山野草の話題で
お話が弾むことを楽しみにしております。
行く春
今日の園芸歳時記は
「行く春」
のお話です。
あれほど待ち望んでいた春。
吹き荒ぶ雨風で
サクラもだいぶ散り急いだようです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1712681255529-UuXfkFr6rg.png?width=1200)
春は四季の中でも
春先と春終わりではだいぶ
様相が異なるように感じるのは
私だけでしょうか。
1週間前にはサクラも花時を迎え
満開の花はまだしっかりと
咲き誇っていたのに
![](https://assets.st-note.com/img/1712681363258-C3HVB33nwW.png?width=1200)
花が散り始めるのと、時を同じくして
小さな黄緑色の芽が
木々の枝から吹き始めます。
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春
満開の花を
「花時(はなどき)」と云うのに対して
木々の芽吹き始めを
「木の芽時(このめどき)」と云います
季節の中でも
春は
景色が一変するのですから
早く過ぎ去ってしまうように
感じるのかもしれませんね。
行く春は
待ち侘びた春がもう行ってしまうという
惜しまれる思いが込められた
ことばなのですね。
本日のお話はここまでとさせていただきます。
昨日の大風は恐ろしいほどでした。
家が飛ばされるのではと思ってしまいました。
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皆様の地域は大丈夫でしたでしょうか。
私は前日に
庭の鉢など、飛んでいきそうなものは
軒に避難しておきました。
今朝は定位置に戻しておきましたけどね。
土が乾いて作業ができる日が
少ないので思い通りには庭作業が進みませんが
まあ仕方ないですね。
最後までお聴きいただきまして
ありがとうございます。
また次回の放送でお待ちしております。
cat rosesの庭より
cat roseでした
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